専門医制度

診療(手術)経験のカウントに関する重要なお知らせ

Last Update:2023年4月25日

平成24年10月

修練医/指導責任者 各位

一般社団法人日本外科学会
理事長 國土典宏
専門医制度委員長 梛野正人

【診療(手術)経験のカウントに関する重要なお知らせ】

 外科専門医認定試験(面接試験)の受験のために必要な診療(手術)経験は、従来、当該年の認定試験(面接試験)の申請締切日(毎年6月10日)の手術までを有効として運用しておりますが、理事会の審議の結果、以下のとおりに変更することが決定いたしましたので、公告いたします。

<変更の内容>
 認定試験(面接試験)の受験のために必要な診療(手術)経験は、前年の12月31日付の手術までを対象とする。

<変更の適用>
 平成26年度の認定試験(面接試験)から適用する。

<変更の理由>
 National Clinical Database(NCD)は当該年の1月~12月までの手術症例を、原則として翌年3月末までに登録しなければならないものとしているので、当該の認定試験(面接試験)の前年分までの手術症例データは既に確定しているが、当年分はまだ登録期間中であり、データの変更・削除も可能である。
 したがって、認定試験(面接試験)の申請後に、何らかの理由により当年分のNCDの手術症例データが変更・削除されてしまうことで、申請時と試験時の診療(手術)経験数に著しく差異が生じ、場合によっては規定の手術症例数(350例以上)を下回ってしまう可能性も考えられる。
 そのような不測の事態を防ぐため、NCDの確定データのみを活用することとする。

 実質的に診療(手術)経験のカウント期間が約半年短縮されることとなりますが、NCDとの連携により、正確な手術症例データを基に認定試験(面接試験)を実施することが重要と考えますので、どうぞご理解ください。
 なお、外科専門医認定試験(面接試験)の受験のために必要なその他の条件(最低手術症例数など)の取扱いには変更なく、修練期間や業績は従来どおり申請締切日(毎年6月10日)までを有効とします。

 

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