専門医制度

令和6(2024)年度:日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの申請受付に関するお知らせ

Last Update:2024年3月15日

令和6(2024)年度:日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの申請受付に関するお知らせ

日本外科学会会員の皆様へ

 この度の新専門医制度におきましては、会員の皆様に多大なるご支援とご理解を賜っておりますこと、改めて厚く御礼を申し上げます。
 日本専門医機構では平成30(2018)年4月から新専門医制度(以下、新制度)による専門研修が開始され、本会もより良い専門医制度の構築に向けて、可能な限りの協力を継続しております。
 また、新制度の開始に併せまして、本会では、専攻医と指導医(プログラム統括責任者、専門研修指導医)の双方が研修状況を閲覧できるWebシステム(研修実績管理システム)の構築を進め、NCDデータを基にした経験症例数の閲覧や、研修履歴、学術活動(研究発表/論文発表)の登録といった機能をリリースし、新専門医の審査に必要な情報を蓄積しております。
 この度、外科研修の基盤となる研修プログラムにつきまして、例年と同様に、所定の申請書類(エクセルファイル)を基にした受付を行わせていただきます。
 令和7(2025)年4月からの研修に活用するための外科領域の専門研修プログラムを、下記の要領により募集いたしますので、宜しくお願いいたします。
 例年、ご多忙な中でのお願いとなりまして誠に恐縮でございますが、本年度もご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

2024年4月

一般社団法人日本外科学会
理事長 池田 徳彦
専門医制度委員長 江口 英利

I.令和5(2023)年度申請済みの246研修プログラムについて
 昨年度ご申請いただいた研修申請書類の最終版一式をCD-Rに収めて、プログラム統括責任者宛に書留郵便にて個別にお送りしております。申請書A(基幹施設申請:外科領域)や申請書B(連携施設申請:外科領域)の専門研修指導医や連携施設といった情報について更新の上、所定のファイル転送システム(DropBox)へアップロードを行ってください。
※返送先の詳細につきましては、ご返送の書類内に明記させていただきます。

提出期限:令和6(2024)年5月10日(金)17時(必着)

(令和5(2023)年度;日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの一次審査結果のお知らせ)
https://jp.jssoc.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=17

II.新規に研修プログラムの申請を希望される場合について

1.申請書類

 専門研修プログラムを作成する基幹施設のプログラム統括責任者が、以下の3種の申請書類を取りまとめて提出してください。
 <1>申請書A(基幹施設申請:外科領域)
 <2>申請書B(連携施設申請:外科領域)
 ⇒「2.申請書類の作成方法」の項から所定のファイルをダウンロードしてください。
  申請書Bは、1連携施設につき1ファイルを作成してください。
 <3>研修プログラム冊子
 ⇒専攻医の募集の際に提示されますので、研修可能な経験症例数や手術数などを具体的に記載してください(書式不問)。

2.申請書類の作成方法

1)以下から「申請書A(基幹施設申請:外科領域)」「申請書B(連携施設申請:外科領域)」および「チェック・集計」のファイルをダウンロードして、保存してください。

申請書A(基幹施設申請:外科領域)→Excelファイル
申請書B(連携施設申請:外科領域)→Excelファイル
チェック・集計→マクロファイル

※作業の軽減化を図り、ファイルには入力支援機能を付加しています。Excel2007,2010,2013のバージョンで動作しますので、ご留意ください。
※これまでもホームページで申請書の見本(PDFファイル)を公開しておりましたが、このファイルが正式版となりますので、必ず今回の所定のファイルをダウンロードして使用してください(所定のファイル以外の申請は受け付けられません)。

2)基幹施設用の「申請書A(基幹施設申請:外科領域)」には、計15枚のシートがあります。1枚目のシートに入力説明を記載していますので、よくお読みになって、該当項目をすべて入力してください。シートは保護されていますので、シートやセルを挿入/削除したり、指定のセル以外に入力したりすることはできません。
 なお、シート見出しが赤色の「別紙4」「外科領域別紙4」「外科領域別紙5」の3枚は、連携施設の「申請書B(連携施設申請:外科領域)」の入力内容を転記・集計しますので、直接入力しないでください(入力しても、転記・集計の際に上書きされます)。シート見出しが橙色の「別紙2」の“専門研修施設”欄も転記・集計しますので、“専門研修基幹施設”欄のみ入力してください。

3)連携施設用の「申請書B(連携施設申請:外科領域)」には、計7枚のシートがあります。1枚目のシートに入力説明を記載していますので、よくお読みになって、該当項目をすべて入力してください。シートは保護されていますので、セルを挿入/削除したり、指定のセル以外に入力したりすることはできません。
 なお、シート見出しが橙色の「連携施設用(別紙2)」「連携施設用(別紙4)」の2枚は、これまでに公開していた申請書の見本にはありませんでしたが、基幹施設が転記・集計するために必要となりますので、入力してください。「週間予定(別紙)」のシートは必要な場合のみ使用してください。

4)基幹施設、連携施設共に、申請書の入力が終了しましたら、それぞれ「チェック・集計(申請用)」ファイルを開き、説明をよくお読みになって、“入力チェック”を実行してください。未入力の項目や、内容に不備などがある場合は、「エラーリスト」のシートに一覧で表示されます。

※“入力チェック”は何度でも実行できます。エラーの内容が了解済みのものであれば、そのままご提出ください(例;施設の内線番号など)。

5)基幹施設は自身の専門研修プログラムを構成する連携施設の「申請書B(連携施設申請:外科領域)」を遺漏なく取りまとめて、「申請書A(基幹施設申請:外科領域)」と一緒に1つのフォルダに格納してください。そして、「チェック・集計(申請用)」ファイルを開き、説明をよくお読みになって、“基幹施設‐連携施設入力データの転記・集計処理”を実行してください
 「申請書A(基幹施設申請:外科領域)」の「別紙2」「別紙4」「外科領域別紙4」「外科領域別紙5」の4枚のシートに、連携施設や専門研修指導医の一覧、専門研修指導医数や年間手術数の合計などが集計され、転記されます。

※“基幹施設‐連携施設入力データの転記・集計処理”は何度でも実行できますが、最新の集計結果が上書きされます。

6)入力データの転記・集計が完了しましたら、フォルダ内の申請書ファイルの名称を次のとおりに変更してください。また、「研修プログラム冊子」のPDFファイルも一緒に格納してください。

  • ・フォルダ →〈‘プログラム名’:‘基幹施設名称(略称可)’〉
    例〈外科専門研修プログラム:○○大学病院〉
  • ・申請書A(基幹施設申請:外科領域) →〈‘申請書A’:‘施設名称(略称可)’〉
    例〈申請書A:○○大学病院〉
  • ・申請書B(基幹施設申請:外科領域)
    →〈‘通し番号(半角数字)’+<半角スペース>+‘申請書B’:‘施設名称(略称可)’〉
    例〈7 申請書B:△△医師会病院〉
  • 研修プログラム冊子 →ご自由にファイル名を付してください。

※「申請書B(基幹施設申請:外科領域)」のファイル名に付す通し番号は、「申請書A(基幹施設申請:外科領域)」の「別紙2」の“専門研修施設”欄のNo.のとおりにしてください。

3.提出方法

 すべての申請書ファイルを格納したフォルダをCDDVDUSBメモリのいずれかの電子媒体に記録(保存)して、以下に郵送してください。個人情報の漏洩を防止するため、電子メールでは送信しないでください。申請書B(連携施設申請:外科領域)は、必ずすべての連携施設の分を取りまとめて記録(保存)してください。提出された電子媒体は返却いたしません。

提出先:〒105-5111 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館11階
一般社団法人日本外科学会 専門医制度委員会 宛

4.提出期限

提出期限:令和6(2024)年5月10日(金)17時(必着)

※日本外科学会における一次審査終了後、6月下旬を目途に、NCDデータを確認することに関する承諾書を別途ご郵送させていただきます。参加する全研修施設へ配布の上、ご郵送ください。
※専門医制度委員会での一次審査の後、令和6(2024)年10月下旬頃までに日本専門医機構で二次審査が行われる予定です。日本専門医機構で専門研修プログラムが承認されましたら、プログラム認定料として5万円(税別、有効期間5年)が請求される予定です。

5.留意事項

 ご申請にあたりましては、最新の「外科領域専門研修プログラム整備基準」を必ず参照してください。また、FAQも参照してください。

外科領域専門研修プログラムFAQ:マイクロソフトパワーポイント形式
外科領域専門研修プログラム申請書作成法:マイクロソフトパワーポイント形式
日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの作成についてのFAQ(PDF)

なお、特に以下の点には留意してください。

  • 専門研修指導医とは「1回以上の更新を経た外科専門医、またはこれと同等と考えられる外科専門医」のことで、従来の日本外科学会指導医の資格とは異なります。
  • 基幹施設、連携施設共に、NCDの登録認定施設であること(=NCDの会費を納入した施設会員であること)が条件ですので、申請書類の受付後にNCDに照会して、確認いたします。NCD登録外科手術症例数も同様に確認いたします。
  • プログラム統括責任者の役職欄には、診療科名と役職名を合わせてご記載ください(→申請書A(基幹施設申請:外科領域)の「申請書1」。
  • 専門研修指導医の登録を行う際は、行間を空けずに登録を行ってください。また、外科領域ではまだ日本専門医機構認定専門医は認定されていませんので、当該欄は一律“無”となります。(→申請書A(基幹施設申請:外科領域)の「基幹施設用(別紙4)」/申請書B(連携施設申請:外科領域)の「連携施設用(別紙4)」」)。
  • 専門研修プログラムは新制度の開始前となるため、これまでの専門医養成の実績欄は一律“0”となります。(→申請書A(基幹施設申請:外科領域)の「別紙5」)。

 また、基幹施設の認定基準を満たさないが、地域医療保持の観点(他に基幹施設が存在しない、など)から、専門研修プログラムの規定外救済措置を希望される場合は、「欠格要件」と「救済を求める理由」を明記した文書(書式不問)を申請書類と一緒に記録(保存)して提出してください。

6.問合せ先

申請書類の入力・提出方法などに不明な点などがございましたら、以下にお問合せください。
 →日本外科学会事務局E-Mail senmoni@jssoc.or.jp
 ※専門研修プログラムの申請に必要な場合に限り、会員番号および外科専門医更新回数の照会に対応いたします。ご希望の場合は、必ず所定のExcelフォーム(会員番号用更新回数用)に必要事項を入力の上、メールで照会してください。

新専門医制度の理念や今後の方向性などをお尋ねになりたい場合は、以下にお問合せください。
 →一般社団法人日本専門医機構(外部リンク)
  E-Mail:info-pro@jmsb.or.jp

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