学会案内

禁煙宣言

Last Update:2021年7月30日

喫煙はがん、虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患などの原因であり、健康に悪影響を与えるだけでなく、外科手術の周術期(手術中、手術後)にも悪影響を及ぼしています。受動喫煙も国民に対して喫煙とほぼ同等以上の悪影響を及ぼします。喫煙は「病気の中で予防できる最大かつ単一の物」(世界保健機関(WHO)憲章)であり、禁煙の徹底は国民の健康維持に必須です。
日本外科学会は国民の健康を守るため、禁煙によるがん予防に努めると共に、外科周術期の安全性確保のために禁煙・受動喫煙防止活動に取り組むことをここに宣言します。

日本外科学会は以下の取り組みを通じて禁煙活動を推進します。

  • 本学会は、禁煙によるがん予防を推進し、喫煙の外科手術の周術期に与える悪影響を知らしめ、禁煙の重要性について社会に発信していきます。
  • 本学会は、本学会会員に喫煙が体に及ぼす悪影響を正しく理解させ、非喫煙者であることを目指し、禁煙による健康増進に努めるよう指導します。
  • 本学会は、禁煙の推進及び受動喫煙防止の観点から、日本外科学会定期学術集会、卒後教育セミナー、生涯教育セミナー、臨床研究セミナー、市民講座会場、外科専門医試験会場及びその周囲フロアーの灰皿撤去を行い、全面的に喫煙を禁止します。
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