日本外科学会認定登録医の概要
Last Update:2021年8月18日
- 名称:日本外科学会認定登録医(略称:認定登録医)
- 認定者:日本外科学会
- 認定条件:「外科専門医」の5年毎の更新条件には、現行の研修実績(学術集会出席30単位)に加え、平成24年度からは5年間に100例以上の手術実績が加わる。研修実績は満たすものの、手術実績が不足するために「外科専門医」を更新できなくなった者に、「日本外科学会認定登録医」を付与する。
- 更新制:あり。5年毎の更新には、研修実績(学術集会出席30単位)が必要。
- 特典:
<1>内科系subspecialty専門医(消化器病専門医、循環器専門医など)の更新時の基本領域資格として、「外科専門医」とともに有効となる予定。
<2>日本外科学会外科専門医制度の指導医の新規申請・更新条件に「外科専門医」とともに有効(平成25年度から。同時に日本外科学会認定医は無効となる)。
<3>直近の5年間に100例以上の手術実績を満たせば、その年度に「外科専門医」へ復活申請できる。
- 「日本外科学会認定医」は終身資格となり更新制でないため内科系subspecialty専門医の基本領域の資格として今後は認められなくなる予定であり、「日本外科学会認定登録医」を取得できる暫定的な措置が必要となる。日本外科学会の指導医の新規申請・更新についても同様である。
平成22~24年度を暫定期間として、「日本外科学会認定医」が研修実績(直近5年間の学術集会出席30単位)を満たせば「日本外科学会認定登録医」として登録できることとする。
現在、「外科専門医」を持っていない「日本外科学会認定医」には、この旨を周知徹底する。