理事会ニュース(R7年度‐2)
日 時:令和7年5月19日(月)12:00~15:45
会 場:日本外科学会事務所 会議室(Web会議システム;Zoomを併用)
出席者(集合):
理事長;武冨紹信
副理事長;長谷川潔
理 事;石原聡一郎,猪股雅史,井本滋,江口英利,江畑智希,大塚将之,
掛地吉弘,齋木佳克,志水秀行,波多野悦朗,原尚人,尾藤祐子,
湊谷謙司,宮川繁,吉住朋晴
監 事;松原久裕
会 頭;平野聡
次期会頭;池田徳彦
次々期会頭;中村雅史
前会頭;海野倫明
幹 事;裴英洙,浅野賢道,古本秀行
出席者(Web):
理 事;奥山宏臣,亀井尚,田尻達郎,山内英子,吉野一郎
監 事;大木隆生
欠席者:監 事;馬場秀夫
議 題:
第1号議案:定期学術集会の件
第2号議案:各種委員会中間報告の件
第3号議案:入会および休会ならびに復会の件
第4号議案:その他
第1号議案 定期学術集会の件
- 第125回定期学術集会(海野前会頭)
参加登録者数;約16,000名 →アーカイブ配信を開始済み - 倫理委員会/調査委員会(齋木理事)
1)第125回定期学術集会の演題応募における倫理的手続き:
倫理審査未完了の5演題を取下げ済み。
2)医師の行政処分:
調査委員会の設置を決議。 - ダイバーシティ推進委員会(山内理事)
座長・司会候補者リストをアップデートし、第126回定期学術集会の平野会頭に提出済み。 - 学術委員会(石原理事)
5月12日に本年度第1回委員会を開催。
1)学術集会の英語化:
第126回定期学術集会では以下の対応を決議。
・発表/ディスカッション
→Internationalセッション以外はすべて日本語(ただし、プログラムの構成次第で他のセッションでも英語に切り替える可能性あり)
・スライド
→上級演題は英語(医療行政などの日本特有のテーマは除く),一般演題とポスターは日本語(英語でも可)
・抄録/タイトル
→上級演題は英語と日本語の併記,一般演題とポスターは日本語(上級演題で採択されず一般演題になった場合は日本語を掲載)
・AI翻訳ツールの活用
2)学術集会の学生招待企画:
第125回定期学術集会にFSCとして参加した学生の事後アンケート内容を分析。
第126回定期学術集会ではFSC予算の上積みを決議。
FSCの学生招待企画は第128回定期学術集会までの実施を決議。
3)セミナー開催の助成企画:
継続審議中。 - 第126回定期学術集会(平野会頭)
7月から演題募集を開始予定。 - 第127回定期学術集会(池田次々期会頭)
宿泊費の高騰を受けた対策を検討中。 - 第128回定期学術集会(中村次々期会頭):
令和10(2028)年4月13日(木)~15日(土)に福岡市で開催する予定を決議。 - 国際委員会(湊谷理事)
1)韓国,台湾,イタリアとの交流:
各国の外科学会の代表者と第125回定期学術集会中に協議済み。
→まずは相互に理事長を招聘予定。
2)トラベルグラント:
演題内容に虚偽があった場合などの対応を検討中。
第2号議案 各種委員会中間報告の件
- eラーニング委員会(亀井理事)
1)受講料の価格改定:
6月16日からの適用のため、6月3日からシステムメンテナンスを予定。
2)eラーニングシステムの共同利用:
機能の追加改修を対応中。 - 選挙管理・選挙制度検討委員会(奥山理事)
本年度の代議員選挙の実施スケジュールを確認。 - 専門医制度委員会/日本専門医機構(江口理事)
1)外科領域の専門研修プログラム:
本年度の申請を〆切済み。
一次審査の判定は専門医制度委員会に一任を決議。
2)外科サブスペシャルティ領域連絡協議会:
4月22日に開催し、令和8(2026)年度から外科専門医のみ新専門医に選択的に移行できるものとする方針を合意。
新専門医は「学会会員であること」という要件の堅持を日本専門医機構に確認済み。
3)日本専門医機構のシンポジウム:
「地域偏在、診療科偏在と専攻医募集方法の将来的な可能性について」をテーマとしたWebシンポジウムを開催済み。
4)消化器病専門医:
新専門医制度においても外科専門医/消化器外科専門医が消化器病専門医を取得可能とする対応を協議中。 - 専門医認定委員会/予備試験委員会(江畑理事)
旧制度の受験申請を受付中(6月10日〆切;本年度で終了)。
新制度の受験申請は6月上旬から受付開始予定。 - 指定施設指定委員会/指導医選定委員会(原理事)
指導医の選定/更新申請を受付中(6月2日〆切)。 - 将来計画委員会(武冨理事長)
特段の報告事項なし。
6-1.ブランディング委員会(吉住理事)
3月26日、4月10日、5月7日に委員会を開催。
まずはブランディング委員会のホームページを立ち上げるため、ロゴマークやキャッチコピーなどを検討中。 - 臨床研究推進委員会(宮川理事)
1)アステラスEducational Grantsの教育助成:
主旨などを確認の上、必要に応じて対応予定。
2)研究公募情報:
会員に周知。
3)日本医学会連合のシンポジウム:
「研究力強化と医師偏在の是正に向けたこれまでの取組みと今後について」をテーマに開催済み。 - Case Report誌編集委員会(猪股理事)
4月17日に本年度第1回委員会を開催。
1)本年の投稿状況:
投稿290編/採択率33%(5月上旬時点)
2024年のIF予想値0.7
2)前年のBest Reviewer Award:
9名の選出を決議。
次回からの授賞条件の変更を決議。
3)投稿規定の改訂:
以下の改訂を決議。
・掲載料は著者の国がWorld Bank区分で低諸国に分類されていれば全額免除、低中所得国に分類されていれば半額免除とする。
・略語は本文冒頭にリストで定義すれば使用可とするが、図表のキャプションでは改めて定義を明示する。
・Discussionは必須とする。
・イタリックにすべき用語を明示する。
4)査読者のリスト:
英文誌編集委員会と連携して見直しの予定。 - 英文誌編集委員会(吉住理事)
1)本年投稿状況:
投稿239編/採択率26.1%(4月末時点)
2)英文誌SNS-WG:
Surgery Todayとしてのアカウント開設を準備中。
3)出版委託業者の選考:
提案依頼書(RFP)を決議。 - 邦文誌編集委員会(波多野理事)
過去(戦前)の「日本外科学会雑誌」を寄贈された場合は、感謝状などを贈呈する方針を決議。 - 医学用語委員会(井本理事)
特段の報告事項なし。 - 教育委員会(志水理事)
U-40WGの教育資材(スキマビデオ)を公開済み。
→U-40WGの活動は終了 - 利益相反委員会(尾藤理事)
「役員等の利益相反自己申告書」を回収中。 - CST推進委員会(波多野理事)
CST事業の法人化などを継続審議中。 - NCD連絡委員会/消化器外科DB関連学会協議会(掛地理事)
消化器外科DB関連学会協議会の参加分担金の納入を決議。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(松原監事)
1)令和6年度外傷外科医等養成研修事業:
修了者名簿と報告書を厚生労働省に提出済み。
2)Trauma Surgical Assistant Team;TSAT事業:
大阪・関西万博の開会式への派遣業務を終了済み。 - 遠隔手術実施推進委員会(平野次期会頭)
厚生労働省「医療技術等国際展開推進事業」に「モンゴルと日本間での遠隔手術指導と遠隔手術の確立」が採択済み(→事業費の持出しの可能性をあらかじめ了承)。 - 医療安全管理委員会/日本医療安全調査機構(大塚理事)
医療事故調査制度の現況報告を確認。
センター調査の依頼に適宜対応済み。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
3月18日に本年度第1回委員会を開催。
1)会員管理システムのリプレイス:
新システムの開発見積額を確認済み。
2)第125回定期学術集会におけるSNSの運用:
会期前から約50件を公式SNSに投稿し、効果などを検証予定。
3)市民公開講座「オペスル」:
9月28日(日)の開催に向けて「市民公開講座WG(オペスル2025実行委員会)」で準備中。 - 外科医労働環境改善委員会(掛地理事)
特段の報告事項なし。 - 保険診療委員会/外保連(吉野理事)
1)令和8年度診療報酬改定に向けた改正要望書:
外保連の指示を受け、要望根拠のエビデンスを収集中。
2)外保連の分担金の件
納入を決議。
3)医薬品・医療機器の供給停止に関する照会:
各社からの照会に適宜対応済み。 - 財務委員会(長谷川副理事長)
資産運用の検討を開始。 - 総務委員会(猪股理事)
特段の報告事項なし。 - 定款委員会(奥山理事)
特段の報告事項なし。 - コロナウイルス対策委員会(武冨理事長)
日本医学会連合が研究総括の合同発表会を開催予定(5月20日)。 - 日本医学会(武冨理事長)
第32回日本医学会総会の登録推進委員として、長谷川副理事長の推薦を決議。 - 日本医学会連合(長谷川副理事長)
5月1日に「変貌を遂げる研究倫理のアップデートとその啓発」をテーマとした研究倫理教育研修会を開催。
第3号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員もしくは準会員とする旨を決議。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第4号議案 その他
- 日本腹部救急医学会からの協力依頼
詳細を照会の上で、武冨理事長への対応一任を決議。 - 事務所の賃貸借契約の更新
再契約を決議。 - 役員賠償責任保険の件
契約更新を決議。 - 次回(第3回)開催予定
令和7年7月28日(月)12:00~16:00
於:日本外科学会事務所会議室(ハイブリッド形式;Zoomを併用)