理事会ニュース(R5年度‐5)
日 時:令和5年11月20日(月)12:00~16:00
会 場:日本外科学会事務所会議室(Web会議システム;Zoomを併用)
出席者(集合):
理事長;池田徳彦
副理事長;武冨紹信
理事;井本滋,碓氷章彦,江口英利,大塚将之,奥山宏臣,掛地吉弘,中村雅史,
波多野悦朗,平松昌子,湊谷謙司,吉野一郎
監事;松原久裕
会頭;小寺泰弘
次期会頭;海野倫明
次々期会頭;平野聡
幹事;大平達夫,中山吾郎,水間正道
出席者(Web):
理事;猪股雅史,宇山一朗,江畑智希,小野稔,亀井尚,齊藤光江,田尻達郎,
長谷川潔
監事;北川雄光,土岐祐一郎
前会頭;大木隆生
欠席者:理事;原尚人
議題:
第1号議案 次期代議員の選出および次期役員等の選任の件
第2号議案 定期学術集会の件
第3号議案 次年度収支予算書(案)および事業計画書(案)の件
第4号議案 本年度外科専門医認定の件
第5号議案 本年度外科専門医更新および特例更新ならびに移行認定の件
第6号議案 本年度認定登録医更新の件
第7号議案 本年度外科専門医制度修練施設指定の件
第8号議案 各種委員会中間報告の件
第9号議案 入会および休会ならびに復会の件
第10号議案 その他
第1号議案 次期代議員の選出および次期役員等の選任の件
- 代議員選挙(選挙管理・選挙制度検討委員会報告;武冨副理事長):
全選挙区で候補者数が定数以内のため、令和6年1月16日付で候補者全員が次期の代議員に無投票で選任。 - 次々期会頭/理事/監事の立候補届出:
届出期間を決議。
→次々期会頭:令和6年1月17日(水)~26日(金;正午必着)
理事/監事:令和6年1月17日(水)~2月2日(金;正午必着)
第2号議案 定期学術集会の件
- 第124回定期学術集会(小寺会頭): 年内に応募演題の採否を通知予定。
令和6年度定時社員総会(4/17招集)の開催形式/スケジュールを決議。 - 第125回定期学術集会(海野次期会頭):
プログラムを編成中(→学術委員会に諮問)。 - 第126回定期学術集会(平野次々期会頭):
具体的な準備に着手。 - 学術委員会報告(中村理事):
1)本年度日本医師会医学研究奨励賞;
本学会推薦の今岡祐輝正会員(広島大学)が受賞。
2)本年度藤原賞:
推薦候補者を募集中(11/24〆切)。
3)本年度高峰記念第一三共賞:
推薦候補者を募集中(2/2〆切)。
4)学術集会の在り方;
本理事会終了後に、サブスペシャルティ学会の理事長との協議を開催予定。 - 国際委員会報告(湊谷理事):
1)American College of Surgeons(ACS);
Annual Clinical Congressの出席旅費給付者として、庄司佳晃正会員(東海大学)の選考を決議。
2)International Surgical Training Program(ISTP);
英国のRoyal College of Surgeonと今後の対応を継続協議中。
3)ドイツ外科学会;
来年のJSS/GSS Topic Conference(合同セッション)の再開に向けて調整中。
4)Association of Surgeons of India(ASI)の件
湊谷理事と小寺会頭が参加予定。
第3号議案 次年度収支予算書(案)および事業計画書(案)の件
(財務委員会報告:武冨副理事長)
11月10日に本年度第1回委員会を開催。
- 次年度事業計画書(案):
内容を確認中。 - 次年度収支予算(案):
予算原案の方針を概ね了承。
第4号議案 本年度外科専門医認定の件
第5号議案 本年度外科専門医更新および特例更新ならびに移行認定の件
第6号議案 本年度認定登録医更新の件
(専門医認定委員会/予備試験委員会報告:江畑理事)
- 認定試験の判定:
受験者;69名
合格者;69名 →決議 - 外科専門医更新審査の判定:
対象者;5,856名
申請者;5,303名
判定結果を決議。
①通常の更新;2,524名
②サブスペシャルティ専門医による期限延長;664名
③サブスペシャルティ専門医による同時更新;各サブスペシャルティの判定次第;1,847名
④認定登録医の登録;268名 - 外科専門医特例更新審査の判定:
対象者;410名
申請者;104名
可 ;(外科専門医)64名/(認定登録医)40名 →決議 - 外科専門医移行審査の判定:
申請者;28名
可 ;28名 →決議 - 認定登録医更新審査の判定:
対象者;702名
申請者;461名
可 ;461名 →決議 - 認定登録医特例更新審査の判定:
対象者;249名
申請者;30名
可 ;30名 →決議
第7号議案 本年度外科専門医制度修練施設指定の件
(指導医選定委員会/指定施設指定委員会報告:亀井理事)
- 指定施設指定の判定:
申請;937施設
可 ;937施設 →決議(有効期間3年) - 関連施設指定の判定:
申請;985施設
可 ;985施設 →決議(有効期間1年) - 旧専門医制度の終了に伴う指導医および修練施設:
新専門医制度に一本化後の指導医の選定方針を決議。
令和8(2026)年末をもって、修練施設(指定/関連施設)の廃止を決議。
第8号議案 各種委員会中間報告の件
- eラーニング委員会(亀井理事)
近日中に利用者アンケートを実施予定。 - 総務委員会(猪股理事)
1)準会員制度:
入会案内をホームページに掲載済み。
2)外国人の入会希望:
希望者に意向を照会中。
3)職員の俸給:
来年度の職員俸給を財務委員会に申し送り済み。 - 保険診療委員会/外保連(吉野理事)
1)インドシアニングリーン(ICG)の安定供給に関する要望書:
関連学会と連名の要望書を厚生労働省に提出済み。
2)厚生労働省からの調査依頼:
「医療用医薬品添付文書の妊婦に関する禁忌等の記載内容の変更を希望する薬剤調査」の依頼に対して、要望なしと回答予定。 - 専門医制度委員会/日本専門医機構(江口理事/齊藤理事)
1)情報・広報委員会からの諮問:
現行どおり、会員番号、外科専門医番号、指導医番号は共通化しない旨の答申を決議。
2)来年度の専攻医の採用結果:
日本専門医機構の一次募集の結果、外科領域の応募者数は739名で、前年度より減少。
3)コロナ禍に伴う専門研修の配慮:
これまで同様に、令和3(2021)年度の研修開始の専攻医が所定期間中に専門研修を修了できなかった場合も「仮修了」扱いとして、翌年度の受験を許可する対応を日本専門医機構が了承済み(→専攻医に通知予定)。
4)「『専門医の認定・更新』に関する補足説明」の改訂:
日本専門医機構が「『専門医の認定・更新』に関する補足説明」を改訂(→改訂箇所を精査中)。
第124回定期学術集会のセッションを幅広く共通/領域講習に充てる方針を決議。
5)サブスペシャルティ領域専門医制度:
継続審議を決議。
6)外科系社員学会による協議:
10月3日に開催済み。
7)日本医学会連合からの要望書:
日本医学会連合の「専門医等人材育成に関わる要望書」に賛同済み。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(松原監事)
9月11日に本年度第3回、10月23日に第4回委員会を開催。
1)本年度の外傷外科医等養成研修事業:
本年度の外傷外科医等養成研修の受講者を選定済み。
2)Trauma Surgical Assistant Team;TSAT事業:
来年度の事業予算を財務委員会に申し送り済み。 - CST推進委員会(波多野理事)
10月30日に本年度第2回委員会を開催。
1)本年度のCST報告:
当該領域の学会にレビューを依頼済み。
2)今後のCST事業のあり方:
法人化を検討中。 - Case Report誌編集委員会(碓氷理事)
11月6日に本年度第3回委員会を開催。
1)本年投稿状況:
投稿560編/採択率38.6%(11月半ば時点)
2)出版委託業者の選考:
令和7(2025)年以降の出版委託業者として、国際文献社を決議。 - 英文誌編集委員会(長谷川理事)
1)本年投稿状況:
投稿620編/採択率20.1%(10月末時点)
2)出版委託契約:
令和8(2026)年末までSpringer社と出版委託契約を締結済み。 - 邦文誌編集委員会(平松理事)
1)編集幹事の交代:
増野浩二郎正会員(大分県立病院)への委嘱を決議。
2)投稿規定:
第125巻第1号からのリニューアルに伴い、投稿規定の変更を決議。 - 教育委員会(齊藤理事)
11月8日に本年度第2回委員会を開催。
1)U-40WG:
教育資材の作成と、「未来の外科修練のための現状調査」結果の論文化を進行中。
第124回定期学術集会の第3日目(4月20日)に活動報告を予定。
2)教育セミナー(eラーニング):
次回の配信コンテンツを検討中。 - 医学用語委員会(井本理事)
1)「外科学用語集」:
改訂作業に関わる意見を公募中(11月末〆切延長)。
2)社会保障審議会統計分科会「疾病、傷害及び死因分類専門委員会」:
ICD-10の「サル痘」の包含用語として「エムポックス」を追加。 - NCD連絡委員会(湊谷理事)
2022年の集計結果を周知済み。 - 臨床研究推進委員会(宇山理事)
1)NCD臨床研究推進委員会:
「NCDデータを利用した複数領域に跨る新規研究課題」の定義やフロー再確認。
2)本年度「日本外科学会臨床研究助成」「若手外科医のための臨床研究助成」:
募集終了→審査開始。
13-1.利益相反委員会(宇山理事)
日本医学会によるCOIと学会の各種委員会(特に委員長/副委員長)の就任の可否に関する基準に則した対応を検討予定。 - コロナウイルス対策委員会(武冨副理事長)
1月13日(土)に日本医学会連合の研究班が市民講座「新型コロナウイルスの医学・医療・健康への影響と教訓 ~われわれは何を学んだのか?」を開催予定。 - 遠隔手術実施推進委員会(平野次々期会頭)
遠隔手術の社会実装に向けてPMDAとも協議済み。 - ダイバーシティ推進委員会(平松理事)
10月26日に本年度第2回委員会を開催。
1)座長候補者のリスト:
WGを設置して作成予定。
2)情報・広報委員会からの諮問:
新しい会員管理システム上の性別は、「男性」「女性」「どちらとも言えない」「答えたくない」の4択とする旨の答申を決議。 - 外科医労働環境改善委員会(掛地理事)
厚生労働省のC-2水準に関する審査に協力対応中。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
11月7日に本年度第3回委員会を開催。
1)会員管理システムリプレイスの進捗:
委託先のテクノブレイブ社の作業状況を確認中。
2)SNS-WG:
来年1月に公式SNSをスタートできるように準備中。
前島佑里奈正会員(京都大学)と、山田敏之正会員(名古屋市立大学)への委員の追加委嘱を決議。
第124回定期学術集会の第3日目(4月20日)に活動報告を予定。 - 医療安全管理委員会/日本医療安全調査機構(大塚理事)
日本医療安全調査機構の医療事故調査制度の現況を確認。 - 倫理委員会(小野理事)
1)演題応募における倫理的手続きに関する指針:
日本医学会連合の「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」の改正に合わせて、「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」の改訂に着手。
2)学術集会における演題取下げ手続きなどのルール化:
継続審議中。 - 定款委員会(奥山理事)
特段の報告事項なし。 - 将来計画委員会(池田理事長)
特段の報告事項なし。 - 日本医学会連合(武冨副理事長)
会長に臨床内科部会の門脇孝先生(虎の門病院)を選任。
第9号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員とする旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第10号議案 その他
- 厚生労働省の交流医系技官(池田理事長)
厚生労働省から交流医系技官の人材紹介の依頼あり。 - 次回(第6回)理事会開催予定:
令和6年1月29日(月)12:00~16:00
於:日本外科学会事務所会議室(ハイブリッド形式;Zoomを併用)