理事会ニュース(R5年度‐1)
日 時：令和5年4月10日（月）12:00～16:20
会 場：日本外科学会事務所会議室（Web会議システム；Zoomを併用）
出席者（集合）：
理事長；池田徳彦
副理事長；武冨紹信
理事；猪股雅史，井本滋，江口英利，奥山宏臣，小野稔，掛地吉弘，亀井尚，
中村雅史，長谷川潔，波多野悦朗，原尚人，平松昌子，吉野一郎
監事；土岐祐一郎
会頭；大木隆生
次期会頭；小寺泰弘
次々期会頭；海野倫明
前会頭；馬場秀夫
前理事長；森正樹
幹事；大平達夫，宿澤孝太，中山吾郎
出席者（Web）：
理事；碓氷章彦，江畑智希，大塚将之，齊藤光江，田尻達郎，湊谷謙司
監事；北川雄光，松原久裕
陪席者（Web）：
代議員；瀬戸泰之（NCD代表理事／外保連会長補佐）
正会員；山本健人（情報・広報委員／SNS等の活用WGリーダー）
公認会計士；菅田裕之，佐藤恵利華，藤澤大志（EY新日本有限責任監査法人）
税理士法人；宮本陽子，塩見雄一朗（税理士法人メディア・エス）
欠席者：理事；宇山一朗
議題：第1号議案 令和4年度決算（案）の件
第2号議案 定款および同施行細則の変更の件
第3号議案 次々期会頭選任の件
第4号議案 定期学術集会の件
第5号議案 令和4年度事業報告（案）の件
第6号議案 令和4年度庶務報告の件
第7号議案 次期以降の定時社員総会開催時期および開催地決定の件
第8号議案 令和5年度定時社員総会の招集の件
第9号議案 入会および休会ならびに復会の件
第10号議案 その他
第1号議案 令和4年度決算（案）の件（財務委員会報告：武冨副理事長）
監事および独立監査人の監査を受け、以下の財務諸表を決議（→定時社員総会に上程）。
・令和4年度貸借対照表
・令和4年度正味財産増減計算書
・財務諸表に対する注記
・附属明細書
第2号議案 定款および同施行細則の変更の件（定款委員会報告：奥山理事）
顧問弁護士の確認を経て、以下の条文の変更を決議（→定時社員総会に上程）。
・定款
・入会規則（定款施行細則第1号）
・会費規則（定款施行細則第2号）
・役員・代議員等選任規則（定款施行細則第3号）
・復会・休会規則（定款施行細則第10号）
第3号議案 次々期会頭選任の件
電子投票期間を決議（4月11日9時～25日正午）。
第4号議案 定期学術集会の件
- 第123回定期学術集会（大木会頭）
現地中心の開催に向けて最終準備中。 - 第124回定期学術集会（小寺次期会頭）
メインテーマ（わが国の資源で持続可能な外科診療を考える）の英語表記を決定。
→Establishing the “Surgical Development Goals” for sustainable surgical practice in Japan
プログラム案の追加を決議。 - 第125回定期学術集会（海野次々期会頭）：
各種会場を選定中。 - 学術委員会報告（中村理事）
1）本年度日本学術振興会賞：
1名の候補者を推薦済み。
育志賞の推薦候補者を募集中（5月8日〆切）。
2）学術集会の在り方：
サブスペシャルティ学会の理事長と協議予定。 - 倫理委員会／調査委員会報告（小野理事）
1）演題応募における倫理的手続き：
日本医学会連合の「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」の改訂を受けて、「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」を改訂予定。
2）医師の行政処分：
行政処分を受けた会員に対する調査委員会の設置を決議。
3）研究倫理審査委員会：
教育委員会からの申請課題「本邦の外科研修の現状と課題：全国アンケート調査」を審査済み（→承認判定）。
第5号議案 令和4年度事業報告（案）の件
第6号議案 令和4年度庶務報告の件（総務委員会報告：猪股理事）
- 国際委員会（湊谷理事）
1）Academic Surgical Congress（ASC）：
ASCの演題募集にあたって以下の条件の追加を決議。
・連続受賞不可／受賞回数は通算2回まで
・応募時に40歳以下
・1施設にあたり受賞者1名のみ
2）Association of Surgeons of India（ASI）：
第123回定期学術集会中に、ASIの会長と今後のサポートなどについて協議予定。
3）トラベルグラント：
第123回定期学術集会中に、授賞式と昼食会を開催予定。 - 専門医制度委員会／日本専門医機構（江口理事）
1）専攻医の採用結果：
最終的に外科領域は835名（前年度11名↓）。
2）連動更新：
継続審議中。
3）日本専門医機構の活動進捗：
2月16日に臨時社員総会を開催（→令和5年度の事業計画／収支予算を確認）。
過年度の各社員学会の貸付金／未収金を返済済み。
4）外科系社員学会の協議：
2月25日に2回目を実施 - 専門医認定委員会／予備試験委員会（江畑理事）
1）旧制度の外科専門医認定：
1名の追加合格を決議（計142名）。
2）新制度の外科専門医認定：
1次審査の合格者全員が、日本専門医機構の2次審査に合格済み（計1,278名）。
3）本年度のスケジュール：
外科専門医／認定登録医の更新申請の受付期間を、7月11日～10月5日とする旨を決議。 - 指定施設指定委員会／指導医選定委員会（原理事）
指導医の新規／更新申請を受付中（5月31日〆切）。 - 遠隔手術実施推進委員会（森前理事長／池田理事長）
4月8日に市民講座を開催済み（テーマ；ロボット支援手術と遠隔手術）。 - 外傷外科医養成研修実施委員会（松原監事）
1）令和4年度外傷外科医等養成研修事業：
計画どおりに終了（→修了者名簿／報告書を厚生労働省に提出済み）。
2）修了者の活用：
大規模イベントやマスギャザリングに、研修修了者を外傷外科チームとして派遣する体制の構築を決議（→Trauma Surgical Assistant Team；TSAT事業）。
3）第6回世界外傷学会（WTC2023）からの依頼：
協力中。 - コロナウイルス対策委員会（武冨副理事長）
1）令和5年度厚生労働行政推進調査事業：
日本医学会連合の「新型コロナウイルス感染症による医学・医療・健康に与えた中長期的影響の調査研究‐今後の保健・医療体制整備の観点から‐」に引き続き参画する旨を確認。
2）SARS-CoV-2術前スクリーニング検査体制の見直しについての提言：
COVID-19の5類感染症への引き下げに伴い、検討中。 - 医療安全管理委員会／日本医療安全調査機構（大塚理事）
日本医療安全調査機構の現況報告を確認。 - 保険診療委員会／外保連（吉野理事）
1）令和6年度診療報酬改定：
要望内容のエビデンス追加を対応中。
2）外保連の分担金：
本年度分の分担金の納入を決議。 - CST推進委員会（波多野理事）
2月13日に本年度第1回委員会を開催。
1）前年度のCST報告：
すべてのCST報告のレビューを完了（→審査結果を各大学にフィードバック）。
2）CST動画の取扱い：
当該大学および当該領域学会に注意喚起文を送付済み。
全国医学部長病院長会議へのCSTの適正実施の周知協力依頼文書の発出を決議。 - 情報・広報委員会（田尻理事）
3月15日に本年度第1回委員会を開催。
会員管理システムリプレイスの開発委託業者のテクノブレイブ社と基本契約を締結済み。
11-1．SNS等の活用WG（山本正会員）
公式SNSの運用ポリシーを決議。
毎年の定期学術集会で公式SNSの成果発表を行う旨を決議。 - 邦文誌編集委員会（平松理事）
3月29日に本年度第1回委員会を開催。
1）企画のリニューアル：
第125巻（令和6年発行）からのリニューアル内容を決議。
2）査読：
査読結果項目の追加を決議。
3）広告代理店：
新たに文京メディカル社との委託契約を決議。
4）編集幹事の交代：
河合英正会員（市立ひらかた病院）の委嘱を決議。 - 英文誌編集委員会（長谷川理事）
3月30日に本年度第1回委員会を開催。
1）本年投稿状況（2月末時点）：
投稿数；117編 採択率；18.7％
2）令和4（2022）年の優秀論文賞：
7名の授賞者を決議。
3）令和4（2022）年のBest Reviewer Award：
6名の選出を決議。
4）出版委託業者の契約：
今後の契約について委員長／副委員長／領域別リーダーで検討する旨を決議。 - Case Report誌編集委員会（碓氷理事）
3月1日に本年度第1回委員会を開催。
1）本年投稿状況（2月半ば時点）：
投稿数；69編 採択率；35.4％
2）優秀論文賞：
令和2（2020）年と令和3（2021）年を対象に、10名の授賞者を決議。
3）令和4（2022）年のBest Reviewer Award：
7名の選出を決議。
4）出版委託業者の契約：
今後の契約について検討中。 - 臨床研究推進委員会（吉野理事）
1）臨床研究助成／若手外科医のための臨床研究助成：
研究結果報告書と収支決算報告書のフォーマットを決議。
2）NCDデータを利用した複数領域にまたがる新規研究課題：
1件の課題をNCD臨床研究推進委員会に提出する旨を決議。
3）過年度の研究不正事例：
当該会員の顛末書を受理済み。
4）感謝状の授与：
本年度の定時社員総会で、北村惣一郎特別会員（循環器病研究振興財団）に臨床研究セミナーの立ち上げなどに対する感謝状を授与予定。
15-1．利益相反委員会（吉野理事）
日本医学会の「診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス2023」の一部改定案に対する承認を決議。 - 教育委員会（齊藤理事）
1）ビデオライブラリー：
第123回定期学術集会の優秀ビデオ演題の評価方法を決議。
2）米国外科教育学会による外科修練の現状調査：
調査協力を決議。
3）U-40WG：
研究倫理審査委員会の承認を受けて、「本邦の外科研修の現状と課題：全国アンケート調査」を開始。
U-40WGの活動継続を決議。 - 医学用語委員会（井本理事）
1）ICD-11：
厚生労働省「社会保障審議会統計分科会疾病、障害及び死因分類専門委員」に喜島祐子正会員（藤田医科大学）の推薦を決議（→医学用語委員にも追加委嘱）。
2）日本医学会分科会用語委員会：
1月26日に開催。
「医学用語辞典」を改訂準備中。 - eラーニング委員会（亀井理事）
eラーニングシステムの追加開発の仕様を決議。 - NCD連絡委員会（湊谷理事）
特段の報告事項なし。 - 外科医労働環境改善委員会（掛地理事）
厚生労働省のC-2水準に関する審査業務に協力済み。 - ダイバーシティ推進委員会（平松理事）
2月10日に日本医学会連合が加盟学会連絡協議会として「医学会におけるダイバーシティの取り組みと課題」を開催。 - 選挙管理・選挙制度検討委員会（武冨副理事長）
特段の報告事項なし。 - 将来計画委員会（池田理事長）
特段の報告事項なし。 - 移植関係学会合同委員会（波多野理事）
肺移植実施施設として名古屋大学、心臓移植自施設内適応検討判定施設として九州大学を認定。
心肺同時移植実施施設から国立循環器病センターを認定取下げ。 - 消化器外科データベース関連学会協議会（中村理事）
本年度分の分担金の納入を決議。
第6号議案 令和4年度庶務報告の件（総務委員会報告：猪股理事）
- 会員の異動状況
入会者：803名 退会者：276名 物故者：86名 会員資格喪失者：330名
現在会員数：40,673名（休会者7名含む；前年度比111名増） - 会費規則第2条ただし書による会費免除
会費免除対象者：133名（→決議） - 事務局正職員の雇用の件
1名を5月1日付で正雇用。
第7号議案 次期以降の定時社員総会開催時期および開催地決定の件
令和6年度：令和6（2024）年4月17日（水） 於；愛知県
令和7年度：令和7（2025）年4月9日（水） 於；仙台市
第8号議案 令和5年度定時社員総会の招集の件
以下の議案をもって、4月26日（水）に招集する旨を決議。
第1号議案：名誉会頭および名誉会員の推戴に関する件
第2号議案：会費の納入免除に関する件
第3号議案：会頭および次期会頭ならびに次々期会頭の選任に関する件
第4号議案：令和4年度貸借対照表および損益計算書（正味財産増減計算書）に関する件
第5号議案：定款および同施行細則の変更に関する件
第6号議案：次期以降の定時社員総会の開催時期および開催地決定に関する件
第9号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員とする旨を決議。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第10号議案 その他
- 次回（第2回）理事会開催予定：
令和5年5月15日（月）12:00～16:00
於：日本外科学会事務所会議室（ハイブリッド形式；Zoomを併用）
