理事会ニュース(R4年度‐6)
日 時:令和4年11月14日(月)12:00~16:20
会 場:日本外科学会事務所会議室(Web会議システム;Zoomを併用)
出席者(集合):
理事長;池田徳彦
副理事長;武冨紹信
理事;猪股雅史,井本滋,江口英利,奥山宏臣,小野稔,掛地吉弘,亀井尚,
中村 雅史,長谷川潔,波多野悦朗,原尚人,平松昌子,吉野一郎
監事;土岐祐一郎
会頭;大木隆生
次々期会頭;海野倫明
前会頭;馬場秀夫
前理事長;森正樹
幹事;大平達夫,宿澤孝太,中山吾郎
出席者(Web):
理事;碓氷章彦,宇山一朗,江畑智希,大塚将之,齊藤光江,田尻達郎,
湊谷謙司
監事;北川雄光,松原久裕
次期会頭;小寺泰弘
陪席者(Web):山本健人(情報・広報委員/SNS等の活用WGリーダー)
議題:第1号議案 定期学術集会の件
第2号議案 次々期会頭選任の件
第3号議案 次年度収支予算書(案)および事業計画書(案)の件
第4号議案 本年度外科専門医更新および特例更新ならびに移行認定の件
第5号議案 本年度認定登録医更新の件
第6号議案 本年度外科専門医制度修練施設指定の件
第7号議案 各種委員会中間報告の件
第8号議案 入会および休会ならびに復会の件
第9号議案 その他
第1号議案 定期学術集会の件
- 第123回定期学術集会(大木会頭):
タイムテーブルを決定。
配信形式はオンデマンドのみ(→ライブ配信はなし)。 - 第124回定期学術集会(小寺次期会頭):
メインテーマ「わが国の資源で持続可能な外科診療を考える -Sustainable Surgical Goals-」を決定。
プログラムを編成中。 - 第125回定期学術集会(海野次々期会頭):
諸々準備中。 - 学術委員会報告(中村理事):
1)本年度藤原賞:
推薦候補者を募集中(11/25〆切)。
2)本年度高峰記念第一三共賞:
推薦候補者を募集中(12/15〆切)。
3)学術集会の在り方:
各サブスペシャルティ学会に資料を請求中。
第2号議案 次々期会頭選任の件
立候補届出期間を決議。
→令和5年1月10日(火)~19日(木;午後5時必着)
第3号議案 次年度収支予算書(案)および事業計画書(案)の件
(財務委員会報告:武冨副理事長)
11月9日に本年度第1回委員会を開催。
- 次年度事業計画書(案):
内容を確認中。 - 次年度収支予算(案):
予算原案の方針を概ね了承。 - マイナンバーの収集:
専門業者への委託を決議。 - 適格請求書等保存方式(インボイス制度):
インボイス制度導入後の報酬支払などの取扱い方針を決議(→本学会は「適格請求書発行事業者」として登録済み)。
第4号議案 本年度外科専門医更新および特例更新ならびに移行認定の件
第5号議案 本年度認定登録医更新の件
(専門医認定委員会/予備試験委員会報告:江畑理事)
- 外科専門医更新審査の判定:
対象者;6,198名
申請者;5,685名
判定結果を決議。
①通常の更新;3,174名
②サブスペシャルティ専門医による期限延長;770名
③サブスペシャルティ専門医による同時更新;各サブスペシャルティの判定次第;1,390名
④認定登録医の登録;324名 - 外科専門医特例更新審査の判定:
対象者;306名
申請者;44名
可 ;(外科専門医)31名/(認定登録医)13名 →決議 - 外科専門医移行審査の判定:
申請者;22名
可 ;22名 →決議 - 認定登録医更新審査の判定:
対象者;960名
申請者;650名
可 ;50名 →決議 - 認定登録医特例更新審査の判定:
対象者;208名
申請者;26名
可 ;26名 →決議
第6号議案 本年度外科専門医制度修練施設指定の件
(指導医選定委員会/指定施設指定委員会:原理事)
- 指定施設指定の判定:
申請;111施設
可 ;111施設 →決議(有効期間3年) - 関連施設指定の判定:
申請;993施設
可 ;993施設 →決議(有効期間1年)
第7号議案 各種委員会中間報告の件
- 国際委員会(湊谷理事)
1)International Surgical Training Program(ISTP):
英国のRoyal College of Surgeonが候補者とのWeb面談を実施中。
2)American College of Surgeons(ACS):
来年のAnnual Clinical Congressの出席旅費給付者を募集中(12/12〆切)。 - NCD連絡委員会(湊谷理事)
NCDの運営委員会で脳死ドナー手術の登録の方針を決定。 - 専門医制度委員会/日本専門医機構(江口理事)
11月1日に本年度第1回委員会を開催。
1)厚生労働大臣からの意見および要請:
回答を決議。
2)コロナ禍に伴う専門研修の配慮:
令和2(2020)年度の研修開始の専攻医も過去2年と同様に配慮する対応を決議。
3)基本領域のダブルボードの件
近日中に日本救急医学会/日本専門医機構と三者協議を行う予定。
4)業務委託契約:
日本専門医機構との外科専門医の新規認定/研修プログラム認定の業務委託契約書の締結を決議。
5)旧制度の終了:
旧制度による試験の最終実施年を決議(→その後は新制度のカリキュラム制に移行)。
・予備試験;令和7(2025)年度
・認定試験;令和8(2026)年度
6)サブスペシャルティ領域:
近日中に日本専門医機構と意見交換を行う予定。
7)外科系社員学会との意見交換:
近日中に行う予定。
8)外傷小委員会:
令和5(2023)年度と令和6(2024)年度の外傷講習会(eラーニング)のテーマと演者を決定。 - 保険診療委員会/外保連(吉野理事)
令和6年度診療報酬改定に向けた外保連への申請要望項目を決議。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
11月1日に本年度第3回委員会を開催。
1)会員管理システムのリプレイスの進捗状況:
各社の提案書を精査中。
2)第31回日本医学会総会のパネル展示:
OSイースト社に制作の発注を決議。
5-1.SNS等の活用WG(山本正会員)
Twitterの公式アカウントの開設に向けて、慎重に準備を進める方針を決議。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(松原監事)
10月24日に本年度第2回委員会を開催。
本年度の外傷外科医等養成研修の受講者を選定済み。 - 医療安全管理委員会/日本医療安全調査機構(大塚理事)
1)高難度新規医療技術該当リストの見直し:
関連学会に該当術式のリストアップを照会中。
2)委員の追加委嘱:
庄雅之代議員(奈良県立医科大学)への追加委嘱を決議。
3)医療事故調査制度:
日本医療安全調査機構から現況報告を確認。 - 外科医労働環境改善委員会(掛地理事)
厚生労働省のC-2水準に関する審査業務に協力するためのWGを設置済み。 - ダイバーシティ推進委員会(平松理事)
特段の報告事項なし。 - コロナウイルス対策委員会(武冨副理事長)
1)NCDデータを用いたCOVID-19の日本の外科手術(2021年)に対する影響の研究:
データを解析中。
2)新型コロナウイルス陽性患者における全身麻酔下手術後の患者転機に関する全国調査研究:
外科専門医制度修練施設を対象とした1次アンケート結果を解析中。 - 遠隔手術実施推進委員会(森前理事長)
「手術支援ロボットを用いた遠隔手術の実現に向けた実証研究」がAMEDに採択済み(研究期間3年)。 - 総務委員会(猪股理事)
11月2日に本年度第2回委員会を開催。
1)会費の納入方法:
収納代行サービスを改善する旨を決議。
2)準会員制度:
準会員制度の導入を決議(→定款委員会が規則化)。
3)会費未納による会員資格の喪失:
救済方法を継続審議中。
4)職員の俸給:
来年度の職員俸給を財務委員会に申し送り済み。 - 英文誌編集委員会(長谷川理事)
1)本年投稿状況:
投稿数;655編 採択率;21.9%(10月半ば時点)
2)優秀論文賞:
本年度分の審査を準備中。
3)委員の増員:
江畑理事、小嶋一幸代議員(獨協医科大学)、高須千絵代議員(徳島大学)、山下裕玄代議員(日本大学)、池内浩基代議員(兵庫医科大学)、須並英二代議員(杏林大学)、竹政伊知朗代議員(札幌医科大学)、長谷川傑代議員(福岡大学)、松橋延壽代議員(岐阜大学)への追加委嘱を決議。
4)出版委託業者の委託:
次回の契約について検討中。 - Case Report誌編集委員会(碓氷理事)
10月11日に本年度第1回委員会を開催した。
1)本年投稿状況:
投稿数;499編 採択率;41.6%(11月初め時点)
2)Impact Factor:
Surgical Case ReportsにもImpact Factorが付与される見込み(予測値0.394)。
3)掲載料:
ホームページ上のアナウンスを修正済み。
4)優秀論文賞:
今回の選考条件を決議。
5)委員の追加委嘱:
問山裕二代議員(三重大学)、加藤達哉正会員(北海道大学)、芳川豊史代議員(名古屋大学)、阪本雄一郎正会員(佐賀大学)、蜂須賀丈博正会員(市立四日市病院)への追加委嘱を決議。
鈴木英之代議員から高橋広城正会員(名古屋市立大学)への交代委嘱を決議。
6)出版委託業者の委託:
次回の契約について検討を開始。 - 邦文誌編集委員会(平松理事)
1)アーカイブ化:
大村印刷社との委託契約書の締結を決議。
2)企画のリニューアル:
会員アンケート結果を集計中。 - 教育委員会(齊藤理事)
10月31日に本年度第3回、11月8日に第4回委員会を開催。
1)ビデオライブラリー:
来年度の標準手術シリーズの作成依頼を決議(5名)。
2)U-40WG:
本年度の外科専門医試験の合格者に対するアンケート項目を作成中。 - eラーニング委員会(亀井理事)
9月14日に本年度第2回委員会を開催。
1)eラーニングシステムのリプレイスの進捗状況:
2023年2月のリリースに向けて作業中。
2)今後のコンテンツ:
今後の制作方針を決議。 - 医学用語委員会(井本理事)
1)日本小児外科学会からの検討要望:
「外科学用語集」に『胃軸捻転(症)』の追加を決議済み。
『イレウス』を『腸閉塞』に修正することは関連学会に意見照会中。
2)会員アンケート:
準備中。 - 臨床研究推進委員会/利益相反委員会(宇山理事)
1)臨床研究助成/若手外科医のための臨床研究助成:
本年度分を募集中(11/25〆切)。
2)NCDデータを利用した複数領域にまたがる新規研究課題募集:
本年度分を募集中(12/16〆切)。 - CST推進委員会(波多野理事)
参加領域の拡大に伴い、11月2日にレビュー会を実施済み。 - 倫理委員会/調査委員会(小野理事)
1)医師の行政処分:
1名の学会活動停止(6か月)処分と、1名の厳重注意処分を決議。
別の行政処分を受けた会員に対する調査委員会の設置を決議。
2)日本医学会連合の研究倫理委員会:
「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針改定(案)」について意見照会中。 - 定款委員会(奥山理事)
特段の報告事項なし。 - 将来計画委員会(池田理事長)
特段の報告事項なし。 - 選挙管理・選挙制度検討委員会(武冨副理事長)
女性代議員を増やす方策を検討予定。 - 国際臨床試験データ総合プロジェクト「ARCADアジア」(掛地理事)
大腸癌の分野が先行して臨床試験のデータ統合を進行中。
引き続き胃癌の分野も開始予定。 - 日本医学会連合/日本医学会(池田理事長)
特段の報告事項なし。 - 移植関係学会合同委員会(波多野理事)
脳死肝移植実施施設として自治医科大学を認定し、順天堂大学、京都府立医科大学を取下げ。
腎臓移植実施施設として柏厚生総合病院を認定。
心肺同時移植実施施設として東京大学を認定。
第8号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員とする旨を決議。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第9号議案 その他
- 次回(第7回)理事会開催予定:
令和5年1月23日(月)12:00~16:00
於:日本外科学会事務所会議室(ハイブリッド形式;Zoomを併用)