令和5(2023)年度;外科領域における新型コロナウィルス感染症拡大の影響に伴う専門研修の配慮について
平成30(2018)年4月より開始された新専門医制度の運営にあたりましては、会員の皆様に多大なるご支援とご理解を賜っておりますこと、あらためまして厚く御礼を申し上げます。
日本専門医機構より、過去2年間に続き、来年度も「新型コロナウィルス感染症拡大の影響に伴い専門研修へ影響が生じた場合は、基盤学会として配慮を行うこと」の要請を受けたため、対応について本会理事会で慎重に検討したところ、過去2年間の対応に倣い、3年間の経過時に要件を充足していない場合は研修を「仮修了」扱いとし、令和5(2023)年度の外科専門医試験については「どのような要件を充たさなかったかの制限なく」全専攻医の受験を認めることが決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
令和5(2023)年3月をもって研修を修了した専攻医においては、令和5(2023)年8月27日(日)実施予定の外科専門医試験に合格することで令和6(2024)年1月1日から外科専門医として認定されますが、研修を「仮修了」とした専攻医の外科専門医認定年月日についても、満1年後の個別の研修結果の提出により、要件の充足が確認された場合は、最短で令和6(2024)年1月1日へ遡って認定することで配慮する方針です。
なお、個別の研修結果の提出方法詳細については、4月中旬から開始されるプログラム統括責任者による修了判定の結果を踏まえ、個別にご案内させていただきます。
令和4(2022)年12月
一般社団法人日本外科学会
理事長 池田 徳彦
理事/専門医制度委員長 江口 英利
<研修状況管理システム>
「仮修了」となった先生方は、従来の「研修実績管理システム」へ登録済みの3年間の研修情報(令和5(2023)年3月まで研修情報)の他、令和5(2023)年4月から令和6(2024)年3月までの1年間の研修情報について、以下の研修状況管理システムへご登録いただきます。
(研修状況管理システム(専攻医向け))
https://www.jssoc.or.jp/rd/crKenshuJissekiTop.html
※研修状況管理システムの使用方法の詳細については、利用マニュアルをご参照ください。
⇒利用マニュアルはこちら
*登録方法の詳細及びプログラム統括責任者への「修了判定」依頼方法についてはこちらをご参照ください(研修が修了していた場合も、統括責任者へ判定依頼が行われていない場合は外科専門医として認定されませんのでご留意ください)。