理事会ニュース(R3年度-6)
日時:令和4年1月24日(月)12:00~16:20
会場:Web会議システム(Zoom)
出席者:
理事長;森正樹
副理事長;池田徳彦
理事;碓氷章彦,海野倫明,大塚将之,小澤壯治,奥村明之進,小野稔,
越永従道,小寺泰弘,齊藤光江,佐田尚宏,鈴木眞一,武冨紹信,
田尻達郎,伊達洋至,中村清吾,中村雅史,平野聡,平松昌子,
湊谷謙司
監事;北川雄光,澤芳樹,土岐祐一郎
欠席者:
理事;宇山一朗
陪席者:
会頭;馬場秀夫
次期会頭;大木隆生
前会頭;松原久裕
代議員;瀬戸泰之(NCD代表理事/外保連会長補佐)
幹事;古山正,馬場祥史,宿澤孝太
議題:
第1号議案 次期代議員選挙および次期役員等選任の件
第2号議案 定期学術集会の件
第3号議案 令和4年度収支予算書の件
第4号議案 令和3年度外科専門医予備試験合否判定の件
第5号議案 令和4年度事業計画書の件
第6号議案 名誉会頭および名誉会員ならびに特別会員推戴の件
第7号議案 入会および休会ならびに復会の件
第8号議案 その他
第1号議案 次期代議員選挙および次期役員等選任の件
- 代議員選挙(選挙管理・選挙制度検討委員会報告:大塚理事)
1)代議員選挙:
1月15日に代議員選挙の開票を実施。
→345名の代議員を選出 (任期;令和6年1月15日迄)。
2)代議員選挙の見直し:
現時点の検討結果の答申書を理事会に提出。 - 次期役員等選任:
立候補を公示中。
→次々期会頭;1月27日17時〆切/理事・監事;2月3日17時〆切 - 非選挙理事推薦委員会:
馬場会頭(→委員長)、松原前会頭、大木次期会頭、山内英子代議員(聖路加国際病院)、尾藤祐子代議員(神戸大学)の5名への委嘱を決議。
第2号議案 定期学術集会の件
- 第122回定期学術集会 (馬場会頭):
ハイブリッド形式の開催を決議。 - 令和4年度定時社員総会/理事会:
令和4年度定時社員総会は4月13日(水)15時~18時に、Web会議システムで開催する旨を決議。
理事長/副理事長の選定のための理事会は4月14日(木)7時~7時30分に、Web会議システムで開催する旨を決議。 - 学術委員会報告(中村(雅)理事):
12月9日に本年度第2回委員会を開催。
第123回定期学術集会のプログラム案を検討(→大木次期会頭に答申済み)。
プログラム委員会では各サブスペシャルティ学会と共に調整する方針を決議。 - 第123回定期学術集会 (大木次期会頭):
学術委員会の答申を受けて、プログラム案を確定。
現時点ではハイブリッド形式の開催予定。 - 第124回定期学術集会 (小寺理事):
メインテーマなどを検討中。 - 今後の定期学術集会の在り方:
今後の方針を決議。
第3号議案 令和4年度収支予算書の件
(財務委員会報告:佐田理事)
- 令和4年度収支予算書:
令和4年度予算を決議 →2月1日付で執行 - 基金化:
以下の特定資産化を決議。
・日本外科学会雑誌オンラインジャーナル基金;5千万円
・デジタル化推進基金;1億5千万円
・大規模災害時運営基金;1億円
第4号議案 令和3年度外科専門医予備試験合否判定の件
(専門医認定委員会/予備試験委員会報告:平野理事)
12月7日に本年度第5回委員会を開催。
- 予備試験(筆記試験)の判定:
申請者;299名
受験者;289名(11月21日,CBT形式)
合格者;261名(合格率90.3%)→決議 - 外科専門医更新審査結果 などの変更:
以下のとおりの変更を決議。
・外科専門医を通常に更新する者;1,815名
・サブスペシャルティ専門医の有効期限が来年度以降のため外科専門医の有効期限を延長する者;766名
・サブスペシャルティ専門医の有効期限も本年度のため外科専門医を同時更新する者;1,289名
・外科専門医から認定登録医に降格する者;143名
・認定登録医を更新する者;334名
・認定登録医を失効後に再登録する者;20名
第5号議案 令和4年度事業計画書の件
令和4年度事業計画を決議。→2月1日付で執行。
- 保険診療委員会/外保連(越永理事/瀬戸代議員)
1)開発候補薬品の推薦依頼:
日本医学会連合を介した依頼を受け、小児外科領域のSMOF lipidの推薦を決議。
2)令和4年度診療報酬改定:
大枠が決定済み。 - NCD連絡委員会(湊谷理事)
1)NCDデータの商用利用:
NCDからの意見照会に対し、賛成の回答を決議。
2)脳死ドナー手術の登録の方針:
NCDからの意見照会に対し、賛成の回答を決議。
2-1.NCD (瀬戸代議員)
1)NCDデータを用いた研究のオーサーシップの取り決め:
NCD社員学会に周知中。
2)日本外科学会からの要望:
症例アップロード機能を最大限に利用できる対応の要望書に回答済み。
3)NCDデータの解析:
解析担当者の拡充を検討中。
4)令和3年度決算(見込)/令和4年度予算:
NCDの活動の進捗および決算/予算の状況などを確認。
5)令和4年度事業計画:
NCDの今後の活動方針などを確認。 - 専門医制度委員会/日本専門医機構(小寺理事/平野理事)
1)専攻医の採用結果 :
外科領域は839名(前年度65名↓)。
2)マッチングによる専攻医の採用:
日本専門医機構で検討中。
3)基本領域のダブルボード:
日本救急医学会と協議予定。
4)年会費:
納入を決議。
5)専門医に関する広告:
将来的に日本専門医機構認定の専門医のみが広告対象となるが、時期などの詳細は未定(←厚生労働省に確認)。
6)コロナ禍の影響に伴う専門研修への配慮 :
来年度も専門研修修了時に要件を充足できなかった場合には、研修の「仮修了」として受験を認める方針を決議(各サブスペシャルティ学会とも合意済み)。
7)マイページ:
日本専門医機構でも各医師のマイページを構築中(詳細未定)。
8)連動更新制:
継続審議中。 - 指定施設指定委員会/指導医選定委員会(鈴木理事)
1)指導医選定者数/更新選定者数/再選定者数の修正 :
以下のとおりの修正を決議。
・指導医に選定する者:382名
・指導医の更新を選定する者:1,061名
・指導医を失効後に再選定する者:32名
2)来年度の指導医申請受付 :
2月中旬頃から開始予定(5月31日〆切)。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(平野理事)
11月30日に本年度第2回委員会を開催。
厚生労働省「外傷外科医養成研修事業」の受講者を選考済み。
コロナ禍のため、off-the-job trainingの日程変更を調整中。 - 将来計画委員会(森理事長)
各WGの進捗状況を確認。
6-1.「学術集会の在り方」WG(中村(雅)理事)
第120回と、第121回定期学術集会の参加者アンケートの結果を比較し、新たなコンセプト案を提示(→各サブスペシャルティ学会と協議予定)。
学術集会はハイブリッド形式の開催とする原則を決議。
6-2.「訴訟対策」WG(平野理事)
代議員対象のアンケート結果などを踏まえて、最終的な提言(要望書)の取りまとめを行う予定。
6-3.「外科専門医のインセンティブ」WG(碓氷理事)
特段の報告事項なし。
6-4.「国際化推進」WG(大木次期会頭)
特段の報告事項なし。 - 総務委員会(池田副理事長)
1月6日に本年度第3回委員会を開催。
1)非医師の入会:
「準会員(仮称)」の制度の骨子を決議(→詳細は継続審議)。
非医師1名の入会を決議。
会員管理システムの全面改修を提案(→所管は情報・広報委員会)。
2)会議室の貸与:
貸与の条件を決議。 - 遠隔手術実施推進委員会(平野理事)
「遠隔手術ガイドライン」を作成中。 - 外科医労働環境改善委員会(馬場会頭)
厚生労働省の「C-2水準模擬審査委員会」のモデル審査に参加中。 - 男女共同参画委員会(平松理事)
1)日本医学会分科会に向けた女性医師の割合などに関するアンケート:
通算4回目のアンケートを実施中。
集計結果は日本外科学会雑誌とホームページに掲載する旨を決議。
2)今後の在り方:
男女共同参画委員会と外科医労働環境改善委員会の統合に限らず、各種委員会の在り方を継続審議中。。 - 医療安全管理委員会/日本医療安全調査機構(中村(清)理事)
日本医療安全調査機構ではセンター調査の期間短縮を検討中。 - コロナウイルス対策委員会(池田副理事長)
厚生労働省からの「医師が延期できると判断した入院・手術の延期に関するガイドライン(案)」の意見照会に回答済み。
12-1.新型コロナウイルス感染症による他疾患等への影響調査研究;門田分担班(武冨理事)
「コロナ医療とコロナ以外医療の両立に関する研究WG」で、医療体制逼迫時に延期を検討しうる予定手術の例を取りまとめ作業中。 - 邦文誌編集委員会(小澤理事)
日本外科学会雑誌を第1巻からすべてアーカイブして、Online Journal化するための告知文書 を決議。 - 英文誌編集委員会(海野理事)
令和3(2021)年投稿数;880編(採択率;25.1%) - Case Report誌編集委員会(碓氷理事)
令和3(2021)年投稿数;669編(採択率;40.4%) - E-learning委員会(奥村理事)
システム再開発にあたり、EYストラテジー・アンド・コンサルティング社へのコンサルティング委託を決議。 - 教育委員会(齊藤理事)
3月中に委員会開催予定。 - 臨床研究推進委員会/利益相反委員会(奥村理事)
1)NCDデータを利用した複数領域にまたがる新規研究課題:
2件の応募課題をNCD臨床研究推進委員会の審査に提出。
2)日本消化器外科学会による公募:
例年どおり対応しない旨を決議。
3)日本医学会のアンケート依頼:
「日本医学会138分科会における医学研究に係る利益相反(COI)対応の現状アンケート」に回答済み。 - 医学用語委員会(齊藤理事)
厚生労働省の依頼を受けて、ICD-11の和訳作業結果を確認中。 - CST推進委員会(伊達理事)
特段の報告事項なし。 - 国際委員会(湊谷理事)
12月21日に本年度第1回委員会を開催。
1)外国人名誉会員:
推戴条件の追加変更を決議。
2)トラベルグラント:
制度の改善を図り継続審議中。
3)ISTP(International Surgical Training Programme):
コロナ禍を受けて、Royal College of Surgeonと対応を協議中。
4)ドイツ外科学会:
コロナ禍のため、当面は合同セッションの開催を中止。
5)BJS(British Journal of Surgery):
今後の交流を取り止め。
6)Kosova College of Surgeons:
新たに人的交流などから開始する方針を決議。 - 倫理委員会(小野理事)
第122回定期学術集会の応募演題における倫理的手続きの承認期限を再々延長済み(1月14日まで)。
22-1.調査委員会(小野理事)
不正認定されたSurgery Today論文をRetraction済み。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
1)厚生労働科学研究からの依頼:
「救急医療等における基盤整備のための情報項目等の標準化に関するお願い」に対応中。
2)会員管理システムの見直し:
会員管理システムの全面改修を決議。 - 定款委員会(武冨理事)
特段の報告事項なし。
第6号議案 名誉会頭および名誉会員ならびに特別会員推戴の件
- 名誉会頭:
1名の推戴を決議。 - 名誉会員:
5名の推戴を決議。
外国人名誉会員2名の推戴は決議済み。 - 特別会員:
34名の推戴を決議。
第7号議案 入会および休会ならびに復会の件
非医師1名を除く入会申請者を正会員とする旨を決議(非医師の入会可否は継続審議)。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第8号議案 その他
- 次回(令和4年度第1回)開催予定
令和4年3月28日(月)12:00~16:00
場所:日本外科学会事務所 会議室(Web会議システムを併用;ハイブリッド形式)