専門医制度

令和4(2022)年度;外科領域における新型コロナウィルス感染症拡大の影響に伴う専門研修の配慮について(2023年3月更新)

Last Update:2023年2月28日

令和4(2022)年度;外科領域における新型コロナウィルス感染症拡大の影響に伴う専門研修の配慮について

 平成30(2018)年4月より開始された新専門医制度の運営にあたりましては、会員の皆様に多大なるご支援とご理解を賜っておりますこと、あらためまして厚く御礼を申し上げます。
 日本専門医機構からは、令和3(2021)年3月を以て所定の研修年限が経過する専攻医について、令和2(2020)年4月に「新型コロナウィルス感染症拡大の影響に伴い専門研修へ影響が生じた場合は、基盤学会として配慮を行うこと」に関する要請を受けたため外科領域としてどのような配慮を行うべきかについて、本会理事会で慎重に検討したところ、外科領域の専門研修は3年間となりますが、3年間の経過時に要件を充足していない場合は研修を「仮修了」扱いとし、令和3(2021)年度の外科専門医試験については「どのような要件を充たさなかったかの制限なく」全専攻医の受験を認めると共に、「仮修了」とした専攻医については、基盤学会として要件の充足を確認した上で日本専門医機構へ答申する責任があることから、令和3(2021)年3月から満1年間の経過後に個別の研修結果の提出を求めた上で日本専門医機構へ答申する方針といたしました。

 日本専門医機構からは、令和4(2022)年3月を以て所定の研修年限が経過する専攻医についても、同様の検討を行う要請を受けたため、改めて本会理事会で慎重に検討したところ、昨年と同様の対応を採る方針となりました。
 つきましては、3年間の経過時に要件を充足していない場合は研修を「仮修了」扱いとし、令和4(2022)年度の外科専門医試験については「どのような要件を充たさなかったかの制限なく」全専攻医の受験を認めると共に、「仮修了」とした専攻医については、令和4(2022)年3月から満1年間の経過後に個別の研修結果の提出を求めた上で日本専門医機構へ答申する方針であることをご報告申し上げます。
 令和4(2022)年3月をもって研修を修了した専攻医においては、令和4(2022)年8月28日実施予定の外科専門医試験に合格することで令和5(2023)年1月1日から外科専門医として認定される方針でありましたが、研修を「仮修了」とした専攻医の外科専門医認定年月日についても、満1年後の個別の研修結果の提出により、要件の充足が確認された場合は、最短で令和5(2023)年1月1日へ遡って認定することで配慮する方針です。

令和5(2023)年3月

一般社団法人日本外科学会
理事長 池田 徳彦
理事/専門医制度委員長 江口 英利

<研修状況管理システム>
「仮修了」となった先生方は、従来の「研修実績管理システム」へ登録済みの3年間の研修情報(令和4(2022)年3月まで研修情報)の他、令和4(2022)年4月から令和5(2023)年3月までの1年間の研修情報について、以下の研修状況管理システムへご登録いただきます。

(研修実績管理システム(専攻医向け))
https://www.jssoc.or.jp/rd/crKenshuJissekiTop.html

※研修状況管理システムの使用方法の詳細については、利用マニュアルをご参照ください。
⇒利用マニュアルはこちら
*登録方法の詳細及びプログラム統括責任者への「修了判定」依頼方法についてはこちらをご参照ください(研修が修了していた場合も、統括責任者へ判定依頼が行われていない場合は外科専門医として認定されませんのでご留意ください)。

(登録期限)
令和5(2023)年4月11日(火)~5月8日(月;午後5時)

(プログラム統括責任者による修了判定)
令和5(2023)年5月10日~5月24日(予定)
※1年間の研修情報を登録し、プログラム統括責任者から修了の判定を得ることで専門研修が修了となります。また、昨年令和4(2022)年度の新制度外科専門医試験に合格した先生方については、令和5(2023)年1月1日へ遡って認定されます。

このページの先頭へ