日時:令和3年7月5日(月)12:00~16:30
場所:日本外科学会事務所 会議室(Web会議システム;Zoomを併用)
出席者:
理事長;森 正樹
副理事長;池田徳彦
理事;碓氷章彦,宇山一朗,海野倫明,大塚将之,奥村明之進,小澤壯治,小野稔,越永従道,小寺泰弘,齊藤光江,佐田尚宏,鈴木眞一,武冨紹信,田尻達郎,伊達洋至,中村清吾,中村雅史,平野聡,平松昌子,湊谷謙司
監事;北川雄光,澤芳樹,土岐祐一郎
陪席者:
会頭;馬場秀夫
次期会頭;大木隆生
前会頭;松原久裕
幹事;古山正,馬場祥史,宿澤孝太
議題:
第1号議案 各種委員会中間報告の件
第2号議案 定期学術集会の件
第3号議案 入会および休会ならびに復会の件
第4号議案 その他
第1号議案 各種委員会中間報告の件
- 総務委員会(池田副理事長)
事務所移転と、事務局職員のリモートワーク化を完了。 - 臨床研究推進委員会(宇山理事)
本年度分の臨床研究セミナー(E-learning)の演者を依頼済み。
2-1.利益相反委員会(宇山理事)
6月11日に本年度第1回委員会を開催。
1)Surgery TodayのConflict of Interest Form:
COI FormからSignatureを削除し、電子メールの送受信をもって本人確認を行うことで簡便化を図る方針を英文誌編集委員会に答申。
2)役員等の利益相反自己申告書:
日本医学会連合などと連携を図りながら、Webシステム化する方針を決議。
- 専門医制度委員会(小寺理事)
1)外科専門研修プログラムの一次審査:
審査結果を日本専門医機構に提出済み。
1県=1研修プログラムは当該県に事情を照会予定(→厚生労働大臣に報告)。
2)システムの改修:
専攻医の研修管理システムの改修を決議。
3)外傷の研修:
日本外傷診療研究機構(JTCR)との外傷初期診療研修コース(JATEC)の優先受講に関する契約内容の変更を決議。
4)新規サブスペシャルティ領域の認定:
日本専門医機構において継続審議中。
5)サブスペシャルティ領域専門医検討委員会:
各領域の委員推薦を決議。
6)専門医認定・更新に関する補足説明:
継続審議中。
7)連動更新制:
日本専門医機構より条件付き承認の答申あり。 - 日本専門医機構(森理事長)
6月30日に定時社員総会を開催。
前年度の事業報告/決算を決議。 - 専門医認定委員会/予備試験委員会(平野理事)
1)本年度の筆記試験:
24名の実行委員(試験官)の委嘱を決議。
2)本年度の面接試験:
試験方式を決議。 - 指定施設指定委員会/指導医選定委員会:
1)本年度の指導医申請:
審査中。
2)本年度の指定/関連施設申請:
申請受付中(8月末〆切)。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(平野理事)
昨年度の外傷外科医養成研修事業を完了済み。
7-1.2020年東京オリンピック・パラリンピックに係る救急災害医療体制検討合同委員会(平野理事)
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下における2020年東京オリンピック・パラリンピック開催について」を公表済み。
- コロナウイルス対策委員会(池田副理事長)
「NCDデータを用いたコロナ感染の外科手術に対する影響およびトリアージの実態調査研究」の結果データを解析中。
8-1.新型コロナウイルス感染症による他疾患等への影響調査研究;門田分担班(武冨理事)
日本医学会連合として研究を進行中。
- 遠隔手術実施推進委員会(平野理事)
各地で実証実験を実施予定。
9-1.日本医学会連合;診療ガイドライン検討委員会オンライン診療に関する検討会議(平野理事)
「オンライン診療の初診に関する提言」を公開。
- 医療安全管理委員会(中村(清)理事)
日本医療安全調査機構のセンター調査がWebに移管中。
10-1.日本医療安全調査機構(森理事長)
6月3日に定時社員総会を開催。
前年度の事業報告/決算を決議。
- 将来計画委員会(森理事長)
各WGの進捗状況を確認。
11-1.「外科専門医のインセンティブ」WG(碓氷理事)
6月1日に本年度第1回WGを開催。
近々にサブスペシャルティ学会と協議予定。
11-2.「訴訟対策」WG(平野理事)
7月1日に本年度第1回WGを開催。
日本医療安全調査機構の木村壯介常務理事と意見交換を実施済み。
代議員を対象にアンケート調査を実施予定。
11-3.「学術集会の在り方」WG(中村(雅)理事)
近々にサブスペシャルティ学会と協議予定。
11-4.「国際化推進」WG(大木次期会頭)
コロナ禍のため、海外学会との交流が停滞中。
- 医学用語委員会(齊藤理事)
1)日本医学会医学用語委員会:
「医学用語辞典」の第4版の編纂を開始。
2)ICD-11:
厚生労働省の依頼を受けて作業中。 - 邦文誌編集委員会(小澤理事)
6月9日に本年度第1回委員会を開催。
1)編集幹事の交代:
片平晋太郎正会員(東北大学)と、金子奉暁正会員(東邦大学医療センター大森病院)の委嘱を決議。
2)編集状況:
第123巻第5号までの特集企画などを決定済み。
3)過去の日本外科学会雑誌のOnline Journal化:
WGを設置して集中的に検討を行う方針。 - 英文誌編集委員会(海野理事)
1)Impact Factor:
前年(2020年)は2.549(0.671↑)。
2)本年投稿状況:
418編(5月末時点)。
3)画像転載:
注意喚起の文書を送付済み。
4)二重出版の疑義:
調査小委員会の報告内容を決議。
5)Conflict of Interest Form:
利益相反委員会の答申を受けて対応を検討中。
6)研究奨励賞:
審査区分をこれまでの5領域から6領域に増やす方針を決議。
Best Citation Awardの新設を決議。 - Case Report誌編集委員会:
1)本年投稿状況:
380編(6月末時点)。
2)優秀論文賞の表彰方法:
Webの活用を検討中。 - 倫理委員会(小野理事)
1)日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針:
第121回定期学術集会の応募演題の倫理審査の状況を確認済み。
2)人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針:
6月30日から施行済み。
16-1.調査委員会(小野理事)
論文不正の案件を調査中。
- 教育委員会(齊藤理事)
6月28日に本年度第1回委員会を開催。
1)ビデオライブラリー:
ビデオライブラリー(最新手術シリーズ)に収載する第121回定期学術集会の優秀ビデオ演題9本を決議。
来年度の標準手術シリーズの作成依頼を決議。
→大木次期会頭,平松理事,鈴木理事,中村(雅)理事,土田正則代議員(新潟大学)
2)卒後教育セミナー:
以降のE-learning化を決議(→「日本外科学会教育セミナー」に名称変更)。
3)今後の活動方針:
領域別の小グループで検討予定。 - E-learning委員会(奥村理事)
1)本年度の配信コンテンツ:
予定どおり制作進行中。
2)受講料:
価格設定を再検討の予定。 - 学術委員会(中村(雅)理事)
1)令和4年度文部科学大臣表彰「科学技術賞/若手科学者賞/研究支援賞」:
推薦候補者を募集中(7月6日〆切)。
2)本年度上原賞(研究業績褒賞):
推薦候補者を募集中(8月13日〆切)。 - 国際委員会(湊谷理事)
1)外国人名誉会員:
Christopher Ellison教授(米国)と、Sung Hoon Noh教授(韓国)の推戴を決議。
2)海外学会との交流:
コソボの学会からのパートナーシップの申し入れについて検討中。
3)Academic Surgical Congress(ASC):
コロナ禍のため、来年2月のASC総会の演題発表者の募集は行わない方針を決議。
4)International Surgical Training Program(ISTP):
コロナ禍のため、研修者の募集を停止中。 - 選挙管理・選挙制度検討委員会(大塚理事)
6月8日に本年度第2回委員会を開催。
1)代議員選挙の見直し:
代議員の業績を選挙広報に記載することを決議。
2)電子投票システムの委託業者の選定:
杏林舎への委託を決議。 - 外科医労働環境改善委員会(馬場会頭)
特段の報告事項なし。 - 男女共同参画委員会(平松理事)
日本医学会の臨床部会などを対象に、会員・専門医・役員などの女性割合の調査を実施予定。 - 保険診療委員会/外保連(越永理事)
1)令和4年度診療報酬改定に向けた改正要望書:
「手術通則14の改正」と「自動縫合器・自動吻合器加算の適応拡大」の2項目を要望済み。
2)「休日・深夜救急手術加算」の条件緩和に向けた当直人数調査:
NCDに解析を依頼中。 - NCD連絡委員会(湊谷理事)
NCDからの準会員の申請についての照会に回答済み。 - 定款委員会(武冨理事)
特段の報告事項なし。 - 財務委員会(佐田理事)
コロナ禍の影響を考慮し、本年度の収支予算を修正予定。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
ホームページをリニューアル中。 - 消化器外科データベース関連学会協議会(中村(雅)理事)
5月18日に第31回協議会を開催。 - CST推進委員会(伊達理事)
1)厚生労働行政推進調査事業:
研究課題「献体による効果的医療技術教育システムの普及促進に関する研究」が採択済み。
2)活動報告の論文化:
Surgery Todayに掲載予定。 - 日本医学会連合/日本医学会(大木次期会頭)
1)日本医学会連合の定時社員総会:
6月18日に開催。
前年度の事業報告/決算を決議。
本学会の門田守人名誉会長(堺市立病院機構)が日本医学会連合と日本医学会の会長に、森理事長が副会長にそれぞれ再任。
2)日本医学会の各種委員:
それぞれの推薦を決議。 - 移植関係学会合同委員会(伊達理事)
腎臓移植実施施設として順天堂大学を新規認定済み。
第2号議案 定期学術集会の件
- 第120回記念事業準備委員会(事務局)
120年記念誌を第120回定期学術集会の参加登録者に発送済み。
→7,000円(税抜)で有償頒布することを決議。 - 第121回定期学術集会(松原前会頭):
運営の報告内容を確認(参加登録者;約17,000名)。 - 第122回定期学術集会(馬場会頭):
演題募集を開始。 - 第123回定期学術集会(大木次期会頭):
サブスペシャルティ学会とテーマが重複しないように調整する方針を決議。
プログラム委員会のWeb化に伴い、増員を決議。 - 第124回定期学術集会(小寺理事)
会場は愛知県国際展示場(AICHI SKY EXPO)とする旨を決議。
第3号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員とする旨を決議。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第4号議案 その他
- 日本癌治療学会からの依頼事項:
Asian Oncology Society(AOS)の2023年日本大会開催に協力する旨を回答済み。 - 次回(第4回)開催予定:
令和3年9月13日(月)12:00~16:00
場所:日本外科学会事務所 会議室(ハイブリッド形式による開催)