専門医制度

【ご案内】従来の学会認定専門医および認定登録医の申請要件について(有効期限が令和9(2027)年12月31日の先生方向け)

Last Update:2025年3月28日New

【ご案内】従来の学会認定専門医および認定登録医の申請要件について(有効期限が令和9(2027)年12月31日の先生方向け)

 日本専門医機構が認定する新専門医への移行についての通り、令和8(2026)年に更新を迎える外科専門医認定者より、新専門医への移行が可能となりましたが、準備期間への配慮の観点等から、当面の間は、1)日本専門医機構が認定する新専門医への移行、2)学会認定の外科専門医として更新(もしくは認定登録医への移行)の選択も可能とします。

2の「学会認定の外科専門医として更新(もしくは認定登録医への移行)」を希望する場合は、以下の申請要件をご確認ください。

  1. 申請方法:
    手続きは全てインターネットを介したオンラインにて行うことができます。所定の申請期間内に本会ホームページに申請専用ページを開設しますので、申請手続きを行ってください。
  2. 申請期間:
    6月上旬~7月末頃(予定)
    申請期間外の受付はいたしません。
  3. 各種手数料:
    申請手数料 :11,000円(税込)
    認定料(登録料):11,000円(税込)※申請手数料とは異なります。
  4. 審査結果:
    12月上旬頃に封書にて通知します。
    合格者には、個別に認定料口座番号も併せて通知します。
  5. 認定証(登録証)の発送:
    認定料(登録料)の入金確認後、随時、本会登録の雑誌送付先にお届けします(有効期限5年)。

I.学会認定の外科専門医として更新する場合

  1. 日本国の医師免許を有し、医師としての人格及び見識を具えている者であること.
  2. 申請時において、外科専門医であること.
  3. 過去5年の間(令和9(2027)年度は令和4(2022)年2月1日~令和9(2027)年7月31日の間)に、以下の学術集会などに出席し、合計して30単位以上の研修実績を有していること(ただし,日本外科学会定期学術集会に1回(10単位)以上参加していることが必須となります.)
1) 日本外科学会定期学術集会 10単位
2) 日本外科学会卒後教育セミナー 10単位
3) 日本外科学会臨床研究セミナー 5単位
4) 日本外科学会定期学術集会で指定する特別企画(もしくはこれと並行して開催される指定のセッション) 3単位
5) 日本臨床外科学会 5単位
6) 日本消化器外科学会 5単位
7) 日本胸部外科学会 5単位
8) 日本小児外科学会 5単位
9) 日本心臓血管外科学会 5単位
10) 日本呼吸器外科学会 5単位
11) 日本血管外科学会 5単位
12) 日本内分泌外科学会 5単位
13) 日本乳癌学会 5単位
14) 日本医学会 5単位
15) 日本専門医機構の認定を受けて学会及び医師会等が開催する専門医共通講習及び外科領域講習 3単位
16) 日本専門医機構の認定を受けて医療機関等が開催する専門医共通講習及び外科領域講習 1単位
17) 5)~14)までに掲げた学会の生涯研修などの教育行事 5単位

*天災その他やむを得ない理由のため,上記3の「参加証(写)」または「所定の証明書」を提出できない場合は、以下の書類を添付すれば審査の対象となり得ます.
1)天災で参加証を失い,証明できない場合…「被災証明書」又は,準ずる「証書」
2)その他やむを得ない理由で参加証を失い証明できない場合…証明できない理由の「説明書」

**卒後教育セミナー(10単位)や臨床研究セミナー(5単位)については、eラーニングにて配信を行っております。受講を希望される場合は、日本外科学会ホームページのTOP画面から「セミナー・eラーニング」⇒「eラーニング」へ進むことで受講が可能です。

★日本外科学会のE-learningで受講した各種セミナーを申請に使用する場合は、事前に「学術集会参加ID登録」を完了した上で申請手続きを行ってください。
なお、「学術集会参加ID登録」が行えない一部セミナーについては、こちらをご参照の上、申請画面から登録してください。

***研修実績として妥当と判断できた海外の学術集会は、1回の出席について5単位分を加算することもあります(原則として、各国において上記3の学術集会と同等のものはほぼ認めますが、具体的には個々の事例によります)。

  1. 過去5年の間(令和9(2027)年度は令和4(2022)年2月1日~令和9(2027)年7月31日の間)に、100例以上の手術に従事(術者、あるいは助手として手術を行うこと)していること.  (手術の内容については「外科専門医修練カリキュラム」内の「参考 手術手技一覧(到達目標3)」に準ずる.症例の内容は問わない.

    手術症例は、すべてNCDのデータベースから抽出しますので、NCDに登録してください。本会に直接提出することはできません。NCDの診療科長または主任医師の承認が必要となります。なお、NCDでは、当年1月から12月までの手術症例は、原則として翌年3月末日を登録承認期限としています。その他、NCD登録の詳細などは、NCD事務局に照会してください。
    *外科専門医の更新に際しては、指導医の更新に限り算定が認められる「指導(手術の適応決定、および術式決定、あるいは手術の実施(従事)において、実質的な責任者として指示を出すこと)」の手術症例は算定が行えません。NCDの登録に際してもご留意ください。
    *NCDの症例データが申請に有効な症例数として反映されるには、ご登録してから2日程お時間を要します。余裕を持って、ご登録・ご申請ください。

II.認定登録医へ移行する場合
○上記「Ⅰ.学会認定の外科専門医として更新する場合」の更新申請資格のうち、「4.過去5年の間に、100例以上の手術に従事していること」を満たさない場合は、日本外科学会認定登録医(略称:認定登録医)に登録することができます。

認定登録医の資格概要:
1)内科系サブスペシャルティ専門医(消化器病専門医、循環器専門医など)の更新時の基本領域資格として、「外科専門医」とともに有効(詳細は当該学会へお問い合わせください)。
2)指導医の新規申請/更新条件に「外科専門医」とともに有効。
3)直近の5年間に100例以上の手術実績を満たせば、再び「外科専門医」へ移行申請できる。
4)更新制あり。5年毎の更新には、研修実績(学術集会出席)が30単位必要。
※対象とされる研修実績30単位の内訳は、上記「Ⅰ.学会認定の外科専門医として更新する場合」の更新申請資格のうち、「3.」と同様となります。

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