日本外科学会では将来計画委員会内に「学術集会の在り方に関するワーキンググループ」を組織し、「学術集会の在り方」について検討を重ねております。コロナ後の学術集会開催の方向性を確認するために、令和3年1月に第120回定期学術集会のオンライン参加者を対象として、「学術集会のオンライン開催に関するアンケート」を実施させて頂きましたところ、2,000名以上の先生方から貴重なご意見を頂くことができました。ご多忙の折、ご協力を賜りありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
本アンケートでは、オンライン開催を経験した上での利点や改善すべき点、またコロナ後の開催形式等に関してのご意見等について質問させて頂きました。お答えいただきましたご意見からは、質疑応答には改善の余地があるが、オンライン開催で勤務の合間に視聴できる利便性や、オンデマンドで視聴の機会が増えた等のご意見を多くいただきました。コロナ後の開催形式に関しては、ハイブリッド等でオンライン参加を可能とすることを希望するご意見が大多数でした。
この結果を「学術集会の在り方に関するワーキンググループ」における議論の方向性に関する重要な資料とさせていただきたいと考えています。また、アンケートの集計結果をホームページで公開させて頂きますのでご参照頂ければ幸甚です。
なお、頂きました貴重なご意見の全てをアンケート調査集計に記載することはできませんでした。ご容赦お願い申し上げます。ご多忙のなかアンケート調査にご理解ご協力頂きましたこと、重ねてお礼申し上げます。
【アンケート調査集計の概要】(PDF)
令和3年7月
一般社団法人日本外科学会
理事長 森 正樹
「学術集会の在り方」WG
委員長 中村雅史