一般社団法人日本外科学会
会員各位
令和5年5月15日
一般社団法人日本外科学会
理事長 池田 徳彦
医療安全管理委員会
委員長 大塚 将之
「高難度新規医療技術リストの最新版について」
平成28年6月の医療法施行規則の改正により、高難度の医療技術を用いた医療を実施する際に、当該医療の実施の適否について診療科の長以外の者が確認するプロセス等が特定機能病院の承認要件として義務付けられ、その他の病院においては努力義務とされました。
そこで、日本医学会が基盤学会と連携を取りながら全医療分野に共通する基本的な考え方について「高難度新規医療技術の導入における基本的な考え方」として取り纏められました。
これを基に、本学会では平成29年4月に高難度新規医療技術に該当する外科系の術式のリストを作成して以来、定期的にリストの見直しを行っており、この度「外保連試案2022」が刊行されたことにより、改めて関連学会(日本胸部外科学会/日本血管外科学会/日本呼吸器外科学会/日本消化器外科学会/日本小児外科学会/日本心臓血管外科学会/日本乳癌学会/日本内分泌外科学会)の協力の基、97例の高難度新規医療技術該当リストとして最新版に改訂しました。
本リストは「高難度新規医療技術の導入にあたっての基本的な考え方」に則り、「外保連試案2022」に記載されている医療技術難易度Eを原則として該当することとしております。
なお、高難度新規医療技術の導入における背景や詳細につきましては、下掲の参考資料をご参照ください。
○高難度新規医療技術該当リスト(PDF)
<参考>
○資料1;高難度新規医療技術の導入にあたっての基本的な考え方(PDF)
○資料2;平成28年6月10日付 厚生労働省告示・通知(PDF)