日本外科学会では将来計画委員会内に「学術集会の在り方に関するワーキンググループ」を組織し、「学術集会の在り方」について検討を重ねております。コロナ後の学術集会開催の方向性を確認するために、令和3年8月に第121回定期学術集会の参加者を対象として、「第121回日本外科学会定期学術集会に関するアンケート」を実施させて頂きましたところ、2,000名以上の先生方から貴重なご意見を頂くことができました。ご多忙の折、ご協力を賜りありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
本アンケートでは、本アンケートでは、オンライン参加が可能となったことで外科医個人が所属/参加する学会の数や負担感、学術集会の集約化に関するご意見等に関して変化がないか等について質問させていただきました。お答えいただきましたご意見からは、オンライン開催で学会参加の負担が軽減され、学術集会を減らして欲しいという要望も減少している一方、複数の学会間で学術集会の内容が似通っているというご意見が多いことが浮き彫りになりました。この結果を「学術集会の在り方に関するワーキンググループ」における議論の方向性に関する重要な資料とさせていただきたいと考えています。また、アンケートの集計結果をホームページで公開させて頂きますのでご参照頂ければ幸甚です。
なお、頂きました貴重なご意見の全てをアンケート調査集計に記載することはできませんでした。ご容赦お願い申し上げます。ご多忙のなかアンケート調査にご理解ご協力頂きましたこと、重ねてお礼申し上げます。
令和4年2月
一般社団法人日本外科学会
理事長 森 正樹
「学術集会の在り方」WG
委員長 中村雅史