理事会ニュース(R4年度‐5)
日 時:令和4年9月12日(月)11:00~16:00
会 場:日本外科学会事務所会議室(Web会議システム;Zoomを併用)
出席者(集合):
理事長;池田徳彦
副理事長;武冨紹信
理事;猪股雅史,井本滋,江口英利,大塚将之,奥山宏臣,小野稔,
掛地吉弘,中村雅史,原尚人,平松昌子,吉野一郎
監事;土岐祐一郎
次々期会頭;海野倫明
前理事長;森正樹
幹事;大平達夫,宿澤孝太
出席者(Web):
理事;碓氷章彦,宇山一朗,江畑智希,亀井尚,齊藤光江,田尻達郎,
長谷川潔,波多野悦朗
監事;北川雄光,松原久裕
会頭;大木隆生
次期会頭;小寺泰弘
前会頭;馬場秀夫
幹事;中山吾郎
欠席者:理事;湊谷謙司
議 題:
第1号議案 定期学術集会の件
第2号議案 各種委員会中間報告の件
第3号議案 本年度外科専門医筆記試験合否判定の件
第4号議案 本年度指導医選定/更新選定の件
第5号議案 入会および休会ならびに復会の件
第6号議案 その他
第1号議案 定期学術集会の件
- 第122回定期学術集会(馬場前会頭):
アーカイブ配信を終了したが、引き続き会員限定ページで会頭講演などを配信中。 - 第123回定期学術集会(大木会頭):
演題募集中(→〆切を9月末まで延長)。
American College of SurgeonsのSTOP THE BLEED courseへの会場提供を決議。 - 総務委員会報告(猪股理事):
9月7日に本年度第1回委員会を開催。
第124回/第125回定期学術集会の運営委託業者として、日本コンベンションサービス社を決議。 - 第124回定期学術集会(小寺次期会頭):
各サブスペシャルティ学会からもプログラム委員を推薦してもらう旨を決議。 - 第125回定期学術集会(海野次々期会頭):
諸々準備中。 - 学術委員会報告(中村理事):
1)第31回日本医学会総会奨励賞:
候補者1名の推薦を決議。
2)本年度医科器械史研究賞:
推薦候補者を募集中(10/3〆切)。
3)学術集会の在り方:
各サブスペシャルティ学会の協力を得て、新しいスキームのシミュレーションを行う予定。
第2号議案 各種委員会中間報告の件
- 国際委員会(亀井理事)
1)ASI/COSECSA:
来春から交流再開予定。
円相場を考慮し、旅費給付額の見直しを決議。
2)International Surgical Training Program(ISTP):
英国のRoyal College of Surgeonとコロナ禍における対応を継続協議中。
3)American College of Surgeons(ACS):
Exchange travelerを再開。
4)ドイツ外科学会:
Exchange travelerを再開。 - 倫理委員会/調査委員会(小野理事)
1)研究不正:
当該会員の厳重注意処分を決議。
2)医師の行政処分:
行政処分を受けた会員に対する調査委員会の設置を決議。 - 臨床研究推進委員会/利益相反委員会(宇山理事)
8月9日に本年度第1回委員会を開催。
1)臨床研究助成/若手外科医のための臨床研究助成:
募集要項の見直しを決議。
2)臨床研究セミナー:
eラーニング化に伴い、5年に1回の頻度でコンテンツを差し替える方針を決議。
3)NCDデータを利用した複数領域にまたがる新規研究課題募集:
従来どおり公募予定。 - コロナウイルス対策委員会(武冨副理事長)
日本医学会連合の「新型コロナウイルス感染症による他疾患等への影響調査研究」の一環として、本学会は「NCDデータを用いたCOVID-19の日本の外科手術(2021年)に対する影響の研究」と、「新型コロナウイルス陽性患者における全身麻酔下手術の転機に関する全国調査研究」を実施中。 - 外傷外科医養成研修実施委員会(松原監事)
9月5日に本年度第1回委員会を開催。
本年度も本学会が厚生労働省「外傷外科医等養成研修事業」の実施者として選定済み(→受講者を募集中;10月17日〆切)。
感染対策のため、経費が補助金額を超過した場合は、本学会の資金から充当する方針を決議。 - ダイバーシティ推進委員会(平松理事)
7月28日に本年度第1回委員会を開催。
前身の「男女共同参画委員会」からの移行を受けて、今後の活動方針などを継続審議中(→外科医労働環境改善委員会とも連携)。 - 外科医労働環境改善委員会(掛地理事)
8月30日に本年度第1回委員会を開催。
厚生労働省からの「医師の働き方改革」に伴うC-2水準に関する審査業務に対する協力要請を受けて、WGなどを設置して対応予定。 - 保険診療委員会/外保連(吉野理事)
7月14日に本年度第1回委員会を開催。
1)令和6年度診療報酬改定に向けた要望項目アンケート:
外保連への要望項目を関連学会に照会中。
2)手術・処置の休日・時間外・深夜加算に関する緊急アンケート:
結果をホームページで公開済み。
3)外科専門医のインセンティブWG:
昨年度までWGの課題を継承するため、これまでの活動内容などを確認。
4)医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議:
日本蛍光ガイド手術研究会と連携した「インドシアニングリーンの肝外胆管の描出」に係る要望書の進捗状況を確認済み。 - 医療安全管理委員会/日本医療安全調査機構(大塚理事)
8月8日に本年度第1回委員会を開催。
1)高難度新規医療技術該当リストの見直し:
従来どおり、関連学会への該当術式のリストアップの依頼を決議。
2)訴訟対策WG:
昨年度までWGの課題を継承するため、これまでの活動内容などを確認。
3)医療事故調査制度:
日本医療安全調査機構から現況報告を確認。
4)泌尿器科の医師からの依頼:
見合わせを決議。 - 情報・広報委員会(田尻理事)
8月18日に本年度第2回委員会を開催。
1)会員管理システムのリプレイスの進捗状況:
システム基盤のプラットフォームのベンダーとして、Amazon Web Service社の選定を決議。
開発委託業者の公募のためのRFP(提案依頼書)を決議。
2)SNSなどの活用:
3名の若手(U-40)の委員による「SNS活用のためのWG」の設置を決議(リーダーは山本健人正会員;北野病院)。
3)救急医療等における基盤整備のための情報項目等の標準化:
確認依頼に対応済み。 - 専門医制度委員会/日本専門医機構(江口理事)
1)システムの追加改修:
専攻医の研修管理システムの追加改修を決議。
2)サブスペシャルティ領域の研修プログラム申請:
各サブスペシャルティ領域では対応を保留とし、日本専門医機構と継続審議中。
3)学会認定・機構承認サブスペシャルティ領域:
外科領域においてはすべて判断保留とする方針を決議。
4)基本領域のダブルボードの件
日本救急医学会との協議内容を決議。
5)外科系社員学会との意見交換:
日本専門医機構の副理事長を務める齊藤理事が対応中。 - 専門医認定委員会/予備試験委員会(江畑理事)
<第3号議案 本年度外科専門医筆記試験合否判定の件>
9月6日に本年度第2回委員会を開催。
1)筆記試験の判定:
申請者;計1,627名
受験者;計1,594名(8月28日,CBT形式)
合格者;計1,534名(合格率96.2%)→決議
コロナ感染のため欠席となった場合は、特別に受験料を返金する対応を決議。
2)試験問題:
10名の試験問題検討委員の委嘱を決議。 - 指定施設指定委員会/指導医選定委員会(原理事)
<第4号議案 本年度指導医選定/更新選定の件>
9月1日に本年度第1回委員会を開催。
1)外科専門医制度修練施設の指定:
書類審査中。
2)指導医(新規)の判定:
申請者;276名(うち6名は審査を受ける意志なしと判断)
可 ;267名 →決議
3)指導医(更新)の判定:
本年度対象者;1,414名
申請者;1,185名(うち12名は審査を受ける意志なしと判断)
可 ;1,170名 →決議
4)指導医(再選定)の判定:
本年度対象者;453名
申請者;33名
可 ;33名 →決議
5)今後の指導医の在り方:
新専門医制度下における指導医の位置付けを継続審議中。 - eラーニング委員会(亀井理事)
eラーニングシステムのリプレイスに伴う追加開発を決議。 - 邦文誌編集委員会(平松理事)
8月5日に本年度第1回委員会を開催。
1)編集幹事の追加委嘱:
田中圭一朗正会員(順天堂大学練馬病院)への委嘱を決議。
2)編集状況:
第124巻第6号までの各企画を決定済み。
3)アーカイブ化:
オプトアウト方式による告知に対して、意見はなし(→予定どおりに進める)。
アーカイブ化の総見積額/ランニングコストを決議。
4)転載料:
5,000部を超過する場合の転載料額を決議(→1,000部の追加毎に5,500円;税込を徴収)。
5)企画のリニューアル:
会員アンケート調査を実施予定。 - 英文誌編集委員会(長谷川理事)
9月7日に本年度第2回委員会を開催。
1)本年投稿状況:
投稿数;520編 採択率;21.4%(8月半ば時点)
2)Citation Award:
本年度は7編の授賞を決議。
3)優秀論文賞:
本年度は7領域での選考を決議。
授賞者のビデオメッセージは定期学術集会でも流す予定。
4)委員の増員:
上部消化管;3名、下部消化管;5名、肝胆膵;1名の増員を決議。
河口義邦正会員(東京大学)への委員の追加委嘱を決議。
5)出版委託業者の委託:
契約更新についての検討を開始。 - Case Report誌編集委員会(碓氷理事)
1)本年投稿状況:
416編(9月初め時点)
2)Impact Factor:
Surgical Case ReportsにもImpact Factorが付与される見込み。
3)委員の追加委嘱:
田村公二正会員(九州大学)と、二宮繁生正会員(大分大学)への委員の追加委嘱を決議。 - CST推進委員会(波多野理事)
参加領域の拡大に伴い、8月24日(水)にWeb説明会を実施。 - 移植関係学会合同委員会(波多野理事)
腎臓移植実施施設として亀田総合病院を認定。
防衛医科大学校、金沢医療センター、近江八幡市立総合医療センター、京都府立医科大学北部医療センター、京都府立医科大学、米子医療センター、水戸医療センターを取り下げ。 - 教育委員会(齊藤理事)
8月23日/31日に本年度第2回委員会を開催。
1)ビデオライブラリー:
「最新手術シリーズ」に収載する第122回定期学術集会の優秀ビデオ演題9本を決議。
2)教育セミナー(eラーニング):
来年度の配信テーマを継続審議中。
3)U-40WG:
本年度の外科専門医試験の合格者に対するアンケート項目を作成中。 - 医学用語委員会(井本理事)
8月1日に本年度第1回委員会を開催。
1)日本小児外科学会からの検討要望:
「外科学用語集」に『胃軸捻転(症)』を新規追加する旨を決議。
『イレウス』を『腸閉塞』に修正することは継続審議中。
2)会員アンケート:
「外科学用語集」のブラッシュアップなどの会員アンケートの実施を決議。
3)ICD-11の和訳作業:
厚生労働省からの依頼に対応済み。 - NCD連絡委員会(池田理事長)
2021年のデータ集計結果(Annual Report)をホームページで公開済み。 - 定款委員会(奥山理事)
特段の報告事項なし。 - 将来計画委員会(池田理事長)
特段の報告事項なし。 - 選挙管理・選挙制度検討委員会(武冨副理事長)
女性代議員を増やす方策を検討予定。 - 財務委員会(武冨副理事長)
来年度の収支予算の編成に着手。 - 日本医学会連合/日本医学会(池田理事長)
1)日本医学会連合の年会費:
本年度分の納入を決議。
2)第31回日本医学会総会:
情報・広報委員会がポスター展示の依頼に対応。
第5号議案 入会および休会ならびに復会の件
入会申請者全員を正会員とする旨を決議。
休会申請者全員の休会を認める旨を決議。
復会申請者全員の復会を認める旨を決議。
第6号議案 その他
- 日本Acute Care Surgery学会の非選挙理事推薦:
猪股理事の推薦を決議。 - 次回(第6回)理事会開催予定:
令和4年11月14日(月)12:00~16:00
於:日本外科学会事務所会議室(ハイブリッド形式;Zoomを併用)