日本外科学会「外科医のための看護師の特定行為研修修了者活用ガイド」のお知らせ
このたび、日本外科学会は厚生労働省の「医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業」の実施団体として、日本クリティカルケア看護学会の協力の下、「外科医のための看護師の特定行為研修修了者活用ガイド」を作成いたしました。
この活用ガイドは、外科医と特定行為研修修了看護師(特定看護師)の協働により、外科医の勤務環境改善やチーム医療の推進を広め、質の高い医療の実践を支援することを目的としたものです。制作は、外科医労働環境改善委員会内に設けた、医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業ワーキンググループが担いました。
オリジナルイラストやQ&Aを用いて分かりやすく工夫し、日常的に特定看護師と関わる中で知りたいと感じる情報を盛り込んでいますので、ぜひご覧いただき、ご活用ください。
令和6年11月
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なお、この活用ガイドの公開にあたりまして、第86回日本臨床外科学会学術集会と、第37回日本内視鏡外科学会総会でシンポジウムを開催いたします。ぜひご参加ください。
いずれも、
・専門医制度の外科領域講習として1単位が付与されます。
・先着限定で参加ノベルティを配布いたします。
※第86回日本臨床外科学会学術集会
日時:11月23日(土;第3日目) 8時00分~9時30分
会場:ライトキューブ宇都宮 2階 大会議室202(第5会場)
司会:掛地 吉弘(神戸大学 食道胃腸外科学/日本外科学会 外科医労働環境改善委員長)
江口 英利(大阪大学 消化器外科学/日本外科学会 外科医労働環境改善委員)
演者:藤川 葵(聖路加国際病院/日本外科学会 外科医労働環境改善委員)
外科医と特定行為研修修了者がともに働きやすい環境を目指して
~外科医のための特定行為研修修了者の活用ガイドの解説~
山崎 達哉(戸塚共立第一病院 消化器センター)
当院における外科医と特定行為研修修了者との協働事例
~医師の目線で:戸塚共立第一病院~
宇都宮 徹(大分県立病院 外科)
当院における外科医と特定行為研修修了者との協働事例
~医師の目線で:大分県立病院~
安藤 有子(関西医科大学附属病院 看護部)
当院における外科医と特定行為研修修了者との協働事例
~看護師の目線で:関西医科大学附属病院~
淺香えみ子(東京科学大学病院 看護部/日本クリティカルケア看護学会 理事)
外科医と特定行為研修修了者がともに働きやすい環境を目指して
~日本クリティカルケア看護学会の取り組み紹介~
(総合討論あり)
※第37回日本内視鏡外科学会総会
日時:12月5日(木;第1日目) 14時20分~16時10分
会場:福岡国際会議場 3階 メインホール(第1会場)
司会:掛地 吉弘(神戸大学 食道胃腸外科学/日本外科学会 外科医労働環境改善委員長)
馬場 秀夫(化学及血清療法研究所/日本外科学会 監事)
演者:藤川 葵(聖路加国際病院/日本外科学会 外科医労働環境改善委員)
外科医が特定行為研修修了者と共に描く未来
~外科医のための特定行為研修修了者の活用ガイドの作成を振り返る~
吉田 直矢(熊本大学医学部附属病院 総合臨床研修センター)
特定行為の活用による外科のタスクシフトが進まない理由と解決に向けた当院の取り組み
金 鏞国(市立貝塚病院 外科・消化器外科)
当院における看護師特定行為の現状:PICC挿入から見えてきた特定看護師とチーム医療の課題
中野あけみ(徳島大学病院 看護師特定行為研修センター)
大学病院における特定看護師育成と実践:外科病棟での外科医との協働を目指して
淺香えみ子(東京科学大学病院 看護部/日本クリティカルケア看護学会 理事)
外科医と特定行為研修修了者がともに働きやすい環境を目指して
~日本クリティカルケア看護学会の取り組み紹介~
(総合討論あり)
医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業ワーキンググループ メンバー
【日本外科学会】
掛地 吉弘(委員長;神戸大学 食道胃腸外科学)
馬場 秀夫(一般財団法人化学及血清療法研究所)
猪股 雅史(大分大学 消化器・小児外科)
山内 英子(University of Hawai’i Cancer Center)
江口 英利(大阪大学 消化器外科学)
長谷川 寛(神戸大学 食道胃腸外科学)
藤川 葵(聖路加国際病院 医員)
【日本クリティカルケア看護学会】
浅香えみ子(東京医科歯科大学病院)
安藤 有子(関西医科大学附属病院)
上澤 弘美(総合病院土浦協同病院)
門田 耕一(岡山大学病院)