会員各位
一般社団法人日本外科学会
医療技術研究開発助成事業の実施について(周知依頼)
この度、公益財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所より以下の医療技術研究開発助成事業の実施について周知依頼をいただきましたので、ご連絡申し上げます。
・2024年度 医療技術研究開発助成に関する公募要領(PDF)
(【新規助成事業】2024年度研究助成 医療技術研究開発助成公募開始のご案内)
公益財団法人医療機器センター(理事長:菊地眞)では医療分野における社会的課題の解決に資する技術分野に関する基礎的段階の研究開発を支えることが、将来に渡り先端的な技術が医療機器として持続的に社会に提供されることに繋がり、我が国が最先端の医療機器を生み出す基礎になると考えております。
そこで、アカデミアの研究成果が適切に社会実装される未来を実現するために、基礎的段階の研究開発を次の開発段階へ向かうことを後押しすべく、この度2024年度より医療技術研究開発助成事業を実施することにいたしました。
当財団は、本事業を通して、医療機器・医療技術を研究対象とする若手自然科学系研究者の育成を目指しています。
皆様からのご応募をお待ちしております。
■対象■
次の各号のすべてに該当する国内の大学及びその附属病院・研究施設、病院・研究機関、高等専門学校に所属する研究者(企業に所属する研究者は除く)の方が対象です。
- 研究開始時において満40歳未満の研究者、または学位取得後10年未満の研究者であること。
- 助成期間中において、企業との共同研究開発テーマではないこと。
- 財団からの助成金を所属機関が研究費として管理する前提のもとに、所属長が応募を承認していること、及び財団からの助成金の受給にかかわる制約がないこと。
- 本人、その家族及び所属団体が、反社会的勢力と結びつきがないこと。
- 前年度、本助成事業において採択を受けていない者。ただし、萌芽・探索型で採択された者が翌年度に実用化展開型へ応募することは妨げない。
個人を基本としますが、個人では研究の遂行が難しい場合(例えば、複数の学術領域をカバーする場合など)は、主たる研究者を中心とする少人数のグループでの申請も可能です。
申請者の国籍は問いませんが、下記に示す報告書を作成するために日本語による会話および読み書きの十分な能力を有することが条件となります。 また助成金の取扱上、日本国内に居住している方を対象とします。
■対象分野■
- 日常生活における健康無関心層の疾病予防、重症化予防に資する医療機器
- 予後改善につながる診断の一層の早期化に資する医療機器
- 臨床的なアウトカムの最大化に資する個別化医療に向けた診断と治療が一体化した医療機器
- 高齢者等の身体機能の補完・向上に関する医療機器
- 医療従事者の業務の効率化・負担軽減に資する医療機器
- 次世代の医療機器開発・生産に資する要素技術・部品・部材の開発、製造基盤
■助成タイプ■
- 萌芽・探索型:5件(100万円/件)
より探索期にあるものにあってはその後の原理検証フェーズに移行させようとする計画をもつテーマ - 実用化展開型:1件(500万円/件)
基礎研究(原理確認)の探索期を終えた後期にあってはその後の実用化展開に向けて応用(製品開発)に移行させようとする計画をもつテーマ
■募集期間、研究期間■
第1期公募締切:2023年12月13日(水)
研究期間 (1年間の例):2024年4月~2025年3月末
詳しくは下記URLあるいは添付pdfファイルをご覧下さい。
◇ 2024年度 研究助成 医療技術研究開発助成 募集のご案内
https://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/tech-grant_application.html
■問い合わせ先■
公益財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所
医療技術研究開発助成事務局
Mail. mdsi@jaame.or.jp
Tel. 03-3813-8553
(以上)